コーヒー豆を挽く時間

豊かな時間の感じ方

人それぞれ、心豊かな時間の感じ方は異なると思います。

楽しいこと、丁寧であること、優しさに溢れること、リラックスできるなど感情が正の方向に揺さぶられて心地いい実感があれば、それは豊かだと感じているのではないでしょうか。

ビジネスの最前線に立っているミドル世代は多くいらっしゃると思いますが、仕事をしていることと豊かなリラックス時間とは交わっている方はそう多くないのではないかなと想像しています。当時の私がそうでした。

仕事モードに突入するとリラックスどころか、交感神経が活発化して、アドレナリンがドバドバと出ている状態。仕事は私の「スイッチ」をオンにして戦闘モードに入っている状態でもありました。

やはり、常に戦闘状態では緊張感もあり、疲れてしまいますね。

そういった時間が長いほど、豊かな時間を持てると心も体もリセットできて、また明日から頑張れそうですよね。

リセットするきっかけの一つ コーヒー

そうした心体を整えるきっかけに、私はコーヒーが良い調整役として活躍してくれます。時間がないときは、インスタントコーヒーにお湯を溶かしてブラックでいただくだけでも十分です。

少し時間さえあれば、できるならドリップコーヒーをいただけると嬉しいものです。基本的には、AGFの「ちょっと贅沢な珈琲店®」を好んで飲みます。一杯あたりのコスパがよく、好みにもぴったりです。

さらに時間があれば、焙煎所でコーヒー豆を購入して、手動コーヒーミルで挽いたところからコーヒーを淹れる。丁寧に、美味しいコーヒーになりますよう、と心を込めながらガリガリと粉砕するのです。

立ち込め始める香りが数分後にやってくる至福の時間を予告してくれています。

加えて、豆を挽くことから始めると、鮮度が良いせいか、湯を注いだときにこんもりと持ち上がり、一層芳醇な香りが鼻腔をくすぐります。

最初に湯を回し入れて30秒の蒸らしを皮切りに、美味しく淹れるために薄くならないよう、豆の量に合わせた湯量できちんと加減します。どうしてもたくさん飲みたいと思う気持ちが湯量を狂わせてしまいますが、そこは我慢😅

自分なりの、その時々に淹れるベストのコーヒーに到達した時の、心の中でガッツポーズは誰にも見えませんが、高揚して迅る気持ちをグッと堪えながら、マグカップを口元に進めるのです。

若狭には素敵なコーヒー焙煎店があります

敦賀にある新田珈琲さんをはじめとして、若狭熊川の熊川宿にあるSol’s Coffee(名称が11月より変わる予定)など、豆へのこだわり、焙煎に対する取り組みなど、都会に負けない素晴らしいコーヒーとの出会いを提供してくれます。

私は近さからSol’s Coffeeに立ち寄ってばかりです。

今回購入のETHIOPIA YIRGACHEFFE WOTE KONGA 2300を早速ミルで挽いて珈琲をいただきました。

華やかなフルーツフレーバーを想起させて、ややビターなチョコを口にしたようなうっとりするコーヒーです。これはまさにスペシャリティ!

今週のキャンプで朝の爽やかさをこのコーヒーと共に過ごそうと思います。

豊かな時間の過ごし方に、若狭で焙煎されたスペシャリティコーヒー豆と若狭の美味しいお水で淹れたコーヒーをぜひ召し上がってみてください。

Today is the first day of the rest of my life.

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