冬の日本海の雪
寒い!をイメージする方が大半ではないでしょうか。
青森・秋田・山形の東北エリアから金沢エリアにかけては確かにかなりの雪と寒さです。
ですが、福井県の嶺南エリア、つまり、京都府の北側は豪雪のイメージとは異なります。
今年2025年のニュースでも度々強い寒気が入り込んで各地で雪おろしの苦労などが報じられていますが、その頻度は若狭ではワンシーズンに3−4回ほどで、げんなりするようなレベル感でもないかな、と感じています。
参考:寒波襲来の若狭
場所によっては、歩道が雪で埋まって歩けない、という場所もありますが、ほぼ人が通らないところで、往来のあるところでは歩道もきちんと除雪されたりします。
除雪で道路脇などにかためられた雪塊はなかなか溶けないので、寒い地域だ、と印象付けられてしまいがちですが。
寒い場所にはおいしい魚が
冬の若狭といえば、寒鰤やカニなど海産物の豊富さをイメージさせます。
ただ、これはとても残念なことに、そうしたおいしい魚介類たちは、東京や大阪の大きな市場へ速達されてしまい、地元で消費されることはごくごくわずか・・・。それでも地元スーパーに行けば、ある程度近海の魚が販売されているので、十分に楽しめます。
魚を存分に楽しみたくても、海が荒れて漁にも出られずということもあり、毎度近海ものばかりでもないのが実態。
ただ、昔の生活の知恵で、そのあたりを考えて一夜干しとして醤油干しが若狭では食文化として根付いています。
参考:醤油干し
出かける場所
住んでいて、おでかけとなれば、間違いなく辺り一面の自然でしょう。スキースノボもそうですね。
子供がいればなおさらです。
とくに、雪が美しく積もるので、どこででも楽しめます。大声をあげても、はしゃいでも、走り回っても車の量も少なく、人も密集していないのが、ちょっとした田舎の豊かさです。
光熱費がかかる冬場は、私はもっぱら、公共施設に身を投じます。本を読んだり、勉強するにはすばらしい空間が若狭町には用意されています。
ちょっと困ること
若狭では車が生活するためには必須です。
車に乗ると、雪や雨の関係で簡単に汚れます。洗車をしても即汚れます。
しかも、融雪剤を撒いていることもあり、塩化カルシウムが付着したままだと鉄が錆びます。
適度に洗車してあげることが大切なので、この点でちょっと億劫になります。
ただ、冬の車両燃費を暖房効率の面からみれば、A/CはOFFにして暖房にすれば、エンジンを冷やすために奪った熱を利用して暖房を作っているため十分に暖まりますし、裏を返せば、A/Cつけたまま暖房していると燃費が悪くなります。
関西から若狭にきて、初めて意識したことがまさにそれでした。
そして、先ほども挙げたように、(関西でもそうでしたが)暖房費がぐっとかかります。若狭ではまだまだ石油ストーブやファンヒーターが各家で主力級で、エアコンも使おうものならランニングコストが懐を締め付けます。
まとめ
若狭に住んでみて感じる日常の冬生活のあれこれ(一部)を書き出しました。
不自由もある一方で、美しい冬景色にも出会えたり、寒いなかでもストーブを囲んでおしゃべりしたり、和気藹々と地域内で味噌を一緒に仕込んで楽しみとなる時間を過ごしたり。
娯楽があふれてしまって選びきれないぐらいになった今日です。
ただ、気候も、生活も、ある程度不自由があるほうが、人と人との繋がりでお互いに自然と支えあう思いになれるのが田舎のとても良いところ。
住んでみて、本当によくわかります。
Today is the first day of the rest of my life.