投資を始める時は少額から

新NISAは投資を始めるきっかけづくり

先日の記事に記載させていただいたように、新NISA制度によって多くの投資未経験者に将来に向けた投資の道すじが作られたように思います。

新NISA前と後での証券口座数などの変化もデータで出てきているようで、明らかに新規投資者が生まれていますね。

参考:NISA口座数の推移

ある意味、国の「貯蓄から投資へ」のスローガンがこうした流れを作っているので、スタートがしやすい環境が揃っているのが素晴らしいです。

投資信託・株式投資を始めた頃

私が自己資金で投資信託・株式投資に挑戦し始めたのは、2009年ごろ。

父が不動産投資を始め、投資に目が向くようになり、「金持ち父さん 貧乏父さん」を読み始めて、投資とこれから豊かになる方法について勉強し始めたのがきっかけです。周辺では誰も投資をしていなかったので、まさに父がきっかけ。

当時、マネックス証券の口座を開いて、知識もほとんどない状態で恐る恐る手を出してみたのを覚えています。国をあげて勧めていたわけでもなく、情報も雑誌が頼り。Web上の情報はあまり信用ができなくて・・・

もう本当に怖かったです。

これまで汗水垂らして働いて貯めてきたお金。

その元本を失うリスクが幾ばくかも想像つかず、「失いたくない!」の一心でした。そこで、株に手を出すのはちょっと後にして、まずは投資信託からと日経225ノーロードオープンを少し買ったのです。毎月1万円ずつ積み立てて、2014年7月まで継続しました。67万円の積立で、+33.5%で¥225,000の利益が出ました。

2014年ごろといえば、2013年アベノミクス後の金融緩和が始まり、日本株価が上昇基調にある時でした。

こうして、初めての投資信託はプラスで売却することができました。

投資初めての方は王道 ドルコスト平均法

投資を初めて行う場合、投資信託の積立が一番良いように思います。

まさに、新NISAで積立でコツコツ行うのがいいというのが経験的に思うこと。

高配当株(日本・米国)では株価がグッと下がった時に逆張り的に購入するのが良いと考えますが、基本、右肩成長を期待できるS&P500に連動するような投資信託はこのドルコスト平均法がピッタリかな、と思います。

株価は日々変動するので、そのリスクを抑えるため、一度に大金を投資するのではなく、毎月や毎週など定期的に一定額ずつ積立投資する方法が「ドルコスト平均法」です。 金融商品の価格が高いとき、低いときの購入額の差を平均化できるのが強み。

ただ、これはリスク低減に役立つ一方で、実は今回の新NISAのような年間の投資限度額が決まっている場合には、歴史が語るS&P500の成長軌跡を考慮すると、年初に一括で投資して、値上がりを最大限享受できる可能性を込めるのもいいですね。私は、NISAに関しては、年初に一括派です!

まとめ

投資を始める時は、それこそお金を失う怖さに引っ張られて、購入ボタンを押すまでに時間がかかりました。

ですが、百聞は一見に如かず。

考えるより慣れろ、と言わんばかりに、始めてしまえば関心も一段上がり、さらに実感が伴ってどんどん勉強していこうという気持ちが芽生えました。

えいやっと走り始めて、途中でこけて怪我をしても影響が少ないレベルで積立投資を始めましたが、最初はそれぐらいがちょうど良さそうです。

日本の投資人口は決して大きくはないですが、怪我しても痛くない少額からえいやっと始めてみられてはいかがでしょう。

Today is the first day of the rest of my life.

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA