塩麹づくり

塩麹って

塩麹(しおこうじ)とは、米麹、塩、水などを混ぜて発酵させた調味料です。日本の伝統的な調味料で、野菜や魚を漬けるなど幅広い料理に活用できます。

これに近いのが三五八。

三五八(さごはち)は、塩・米・麹を3:5:8の割合で配合した発酵調味料で、漬け床や調味料として使われます。福島県や山形県、秋田県など東北地方に古くから伝わる伝統的な発酵食です。米の割合が塩麹に比べて多いのでまろやかな感じがします。

麹菌が米のデンプンを分解して糖化させることで、さまざまな栄養素を生み出します。また、麹菌や酵素の働きにより、食材のたんぱく質やでんぷんをアミノ酸(うま味)や糖(甘み)に分解し、コクやうま味成分を増加させます。

つまり、塩麹=甘酒✖️塩です。

塩麹を作ってみる

作り方は米麹屋さんのレシピを参考にさせていただきました。

菱六さんレシピ@京都市

私は、ヨーグルトメーカーのヨーグルティアを使います。

そのため、菱六さんのレシピどおりつくると少し溢れてしまうので最後は水分調整が必要です。

材料と①②の流れは記載のとおり。

③ヨーグルティア容器にいれてよくかきまぜ、④60℃ 6時間でセット、⑤保存容器を煮沸消毒、⑥冷蔵庫で保存 

作ってみれば簡単

塩麹は一般小売店で大手味噌メーカーさんの商品を中心によく目にします。お値段もさほど高くなく、買い求めやすい価格です。手軽に入手したいときはほんとありがたいですね。

実際、作ってみたのですが、米麹とある程度の量を必要とする塩さえあれば材料はOK。道具も炊飯器またはヨーグルトメーカーがあれば問題なしで、お手軽に作ることができます。

また、甘酒の場合もそうですが、米麹の作り手によって味が相当に変わります。いわゆる個性ですね。

どこの米麹を選ぶかによって、その塩麹の味わいにも多少なりの差が発生すると思います。

塩麹をつくるときは、お気に入りの米麹から作ることができると期待どおりのものができるはずです♪

まとめ

お気に入りの米麹から万能調味料とされる塩麹を作りました。

作る工程はとても簡単で苦労は伴わないものの、出来上がりはとてもすばらしく、少し口に含んでみると塩味が最初に感じられ、追って塩の角を丸くしてくれる甘みとうまみが広がります。

作業時間としても材料さえあれば15分程度あれば準備ができ、あとは60℃をキープすることができれば大丈夫です。

できあがった塩麹で早速、鶏肉と野菜の塩麹スープを作ってみました。

調味料も酒とだしを加えた程度でおいしく栄養価の高いスープに変身します。忙しいときにも簡単に調理できるのもうれしいポイント。塩麹のポテンシャルが料理を楽しくしてくれます。

日常の食卓をゆたかにしてくれ、調味を考える手間も省いてくれる塩麹。

試してみる価値ありです!

Today is the first day of the rest of my life.

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