SDGsはそもそも
SDGsはご存知の方も多いと思いますが、国連が提唱した、持続可能な開発に向けた17の目標を掲げたものです。
Sustainable Development Goalsの頭文字をとっています。
簡潔に言えば、いまと未来のために、限りある資源を生かしながらみんなで協力しあって地球と地域を守り育もう、という流れです。
私は大学時代に、環境問題に強い関心を持っていたことから、当時は黎明期だった環境ビジネス(エコビジネス)分野を研究していました。
そのため、SDGsに対しては強い親和性を感じています。
私なりのSDGs
独自のSDGsの落とし込み方にはなりますが、自分自身についても、持続可能な開発目標があってもいいのかな、と思う節があります。
それは、働き方、という点が代表例として挙げられます。
20代、30代前半と、仕事に慣れ、自ら考え行動し、発展的な応用力も身につけながら業績向上に貢献する、そして働く楽しさや喜びを見出していくタイミングだったと振り返っています。恵まれた環境で働かせていただいたと実感しています。
それが、30代後半になると、責任が徐々に重たくなり、周囲との摩擦や上下との軋轢の中でうまく自分をコントロールして調和を図りながら業務を遂行していくのが私自身でした。
40代になって、この働き方が自分の本来求めていた幸せのカタチなのか、ふと疑問に思い始め、その思いが強く濃くなっていくのがわかりました。
つまり、今後の働き方を想像した際、持続可能な自分らしさは持ち続けられるのが今の組織での働く姿なのかと思うようになったのです。
豊かな人生の送り方を目指す私自身にとって、それは真に求めているカタチなんだろうかと悩むようになったのです。
結果、未来を見据えた生き方のライン上に、当時の働き方を重ね合わせてみると、今はさほど大きくなくとも、徐々にズレが大きく生じるように思ったのでした。
自分なりの持続可能な開発目標、それは、挑戦したいことに挑戦する未来を切り拓く環境を整え続けること、です。
若狭町でわかさSDGsウィークが展開されます
さて、若狭町はSDGsを取り入れ、町の持続可能な発展に取り組んでいます。
そのキャンペーンに、10月13日から20日にかけて、町のさまざまなイベントとも協力しあって、「わかさSDGsウィーク」が開催されます。
まちという集団単位でもそうですし、個々の自分自身の持続可能な生き方・働き方などの整理にもこうした機会を利用してみるのは良いきっかけかもしれません。
SDGsイベントを利用して、自分という内部と外部環境の側面で持続可能な人生・社会をちょっと考えてみませんか?
Today is the first day of the rest of my life.