主食の米不足 日本
令和のプチ米騒動とばかりに、この夏の米不足は心配な気持ちがありました。
スーパーに行っても、産直市場に行っても、農家さんに直接買いに行っても、どこもかしこもお米が尽きていて、あっても立札で購入制限のお知らせがあったり。
以前の記事「待ちわびる米の収穫」でもご紹介のとおり、国の施策が影響しているのは事実。そして、この円安が加速させたインバウンドの影響・・。
主食にまで影響があるのはいささか困惑してしまいます。
いつものとおり農家さんに問い合わせ
自宅のお米が尽きたので、いつも購入させていただいている農家さんに問い合わせ。9月後半になり、新米の収穫も終えて、いつでも購入が可能とのこと。
喜び勇んで、この9月末にいつもの量を依頼。
ここ最近のコメの需給からすれば、これまで通りの価格で買えたらラッキーと思っていたら、価格が上がったとお知らせが・・・。
コシヒカリが1.4倍のお値段になっておりました😢
最近ちらっとみた他の販売店でのコシヒカリのkgあたりのお値段は(等級などにもよりますが)500円レベル。
高いなぁ、、と心の中でつぶやいていましたが、農家さん直売であっても値上がり率の高さに目をパチクリさせていました。それでも500円/kgよりお安いので、良心的な取引でありがたいお話です。
デフレ感覚の修正が必要だと認識
もはや失われた30年の長かったデフレ時代に染みついた安くお得に、の感覚を修正することは急務ですね。
マクドナルドのハンバーガーがひとつ65円だったデフレ時代があったことをつい懐かしむのですが、時代は時々刻々と変化しているので、あわせていかねば。
お米を生産する農家さんの立場を考えても、
- 人件費
- 農薬価格の上昇
- 気候変動によるかつてない猛暑の連続で不作や品質低下
そのほかにも要因はあるようですが、上記3点だけでも価格転嫁せざるを得ないのは必然ですね。消費者側も理解をして、生産者を応援していきたいですね。
まとめ
お米価格の上昇をより身近に感じた今回の記事でしたが、インフレがもうはっきりと家計に影響を与えているのは明白。
私たちの通貨、日本円の現金価値がインフレによって実質「下がっている」状況です。そして、この先もこの流れは延々と続きそうです。(デフレであることはインフレよりも少なく短いことが多い。)
いま、私は40代ですが、日常的に固定費として出費するものは一般的なサラリーマン世帯とほぼ変わらないです。その立場から考えても、実質的な貯金の目減りは不安を煽ってきます。
賃金の上昇または収入アップがなければ、この先の生活見通しに余裕が持てるか、ちょっと心配ですね。その点は何か手を打っていく必要があります。
現金がインフレリスクに弱いのは知られていますが、インフレに強い資産に変えて、しかも分散してリスクを軽減する工夫もしなければ、資産は先細る一方。
40代はお金がひたすらに出ていく年代でもあるので、今からでも遅くなく、しっかりと資産管理をしていきたいです。
私は、30歳前後から資産運用を小さく始めてきました。
それでも本格的に始めたのはここ数年のこと。もっと早くやっておけば、と思う場面もありましたが、今からでも決して遅くはないです。
豊かな人生を歩むためにも、資産について深く考えていきましょう。
Today is the first day of the rest of my life.