福井県若狭エリアには、若狭湾国定公園の一部として、リアス式海岸の若狭湾と5つの湖からなる三方五湖があります。
その景色を丸ごと高台から眺めることができる唯一無二の場所、レインボーラインがありますので、ご紹介します。
幅広い年齢層が楽しめる場所
レインボーラインは幅広い年齢の方々に喜んでいただける場所です。
その理由は、次の4つ。私からはポイントだけお伝えします。
- 美しい景色
- 展望台まで2つのアクセス
- 写真映えするポイントの多さ
- 周辺の海鮮中心の個性ある食事ポイント
美しい景色 三方五湖
1937年6月15日には国の名勝に、2005年11月8日にはラムサール条約指定湿地に登録された、美しい地形と水と太陽を感じられる場所です。
5つの湖は異なる水深と海からの距離に応じて塩分濃度も変わり、五色の湖とも呼ばれています。
そのため、海水魚から淡水魚まで様々な魚が生息し、水鳥の貴重な生息地でもあります。
海とは繋がらない汽水湖の三方湖ではコイ、フナ、モロコなどの淡水魚漁が昔から盛んでたたき網漁という独自の漁文化を育ててきました。その淡水魚を甘辛く煮炊きする食文化が形成されたものに合わせて、日本酒も若狭町にある鳥浜酒造さんでは、甘口の日本酒を大正時代から醸してこられました。
土地の成り立ちと食文化が切り離せない側面をこうしたところからも見えるのは興味深いですね。
海と5つの湖、それぞれの色が違い、土地の隆起も異なる地形を持つため、展望台であるレインボーラインから眺める景色はたとえどんな天候であったとしても、美しく、眺め続けていても飽きない美しさがあり、おすすめの場所です。
展望台まで2つのアクセス
こちらへはチケット販売のある麓の有料駐車場に車を置き、リフトまたはケーブルカーで移動します。
天候に応じて変えていただくのがいいですね。
リフトはゆっくりと時間をかけて若狭湾を吹き抜ける風を感じながら、ケーブルカーは景色を堪能しながら快適に。
往路はリフト、復路はケーブルカーがおすすめです。
この選択肢があるだけでも展望台まで上がる楽しみがあり、一緒に行く相手との会話も弾みます。
写真映えするポイントの多さ
景色の美しさがそもそも備わっている中で、虹色のパラソルが無料でレンタルでき、それを持って優雅で快適に撮影ができます。北側の若狭湾、南側の三方五湖、どちらも見映えよいのでお好きな方で撮影を楽しみ、思い出を残していくのもいいです。
今回行った時は、北の風が比較的強いため、若狭湾側は寒くて長居できませんでしたが、反対側の三方五湖側は全くの無風!
美しい景色もゆったりと眺めることができました。
周辺の海鮮中心の個性ある食事ポイント
レインボーライン周辺には魚介系の食事処を中心に点在しています。
その中でも、個人的におすすめの場所をご紹介します。
- 割烹寿司仕出し おとり ⇨ おすすめ:海鮮丼(コスパさながら食欲そそるビジュアル)
- ドライブインよしだ ⇨ おすすめ:いか丼(ツーリング目的など土日は殺到のお店)
- レストハウス湖畔 ⇨ おすすめ:うなぎ(ここは天然!いつもあるとは限りません。周辺には高級うなぎ店多数)
- Cafe bamboo ⇨ おすすめ:パンケーキ(女性や若者向け)
詳細は割愛しますが、上記のお店は県外から来た友人を連れていくにはネタになると思うお店です。
加えて立ち寄り土産購入先としての個人的なおすすめはこちら。
- 道の駅若狭美浜はまびより ⇨ 若狭の持ち帰っていただきた品々が多数
- 九十百千 ⇨ ちょっとこだわりの品があります
- 西田梅 梅干し販売(三方湖周辺の国道沿いの個人店々) ⇨ 若狭の西田梅は希少種 アミノ酸豊富でご飯に合う
- 三宅彦右衛門酒造(有) ⇨ 地元でのみ流通する大人気の早瀬浦
- 鳥浜酒造(株) ⇨ 甘口の日本酒がお好みの方におすすめ賀茂栄
まとめ
若狭最大の集客観光地、レインボーラインを4つの観点から紹介しました。
見る、楽しむ、味わう、どれもが一度に楽しめる場所が若狭のレインボーラインです。
年齢を問わず心が豊かなになる時間をお約束できる場所。
ぜひ若狭へお越しの際はお立ち寄りください。
Today is the first day of the rest of my life.