和歌山で桃を購入
前回の記事で桃を購入したことをご紹介しました。
おいしそうでお値打ち価格というのもあり、いつも買い過ぎてしまいます。
とはいえ、食べ過ぎも体に毒ということもあり、しかしながらピークを過ぎれば傷んでしまうことから、ジャムに変換しておこうといつも考えてしまうのです。
農家さんで直接購入する際は、ざっくりこうした袋に入ることもあり、商品価格が上がれば箱入りになっていくことから、帰りは気持ち慎重になります。
桃を食べる場面を想像しながら帰路に
購入した後は、和歌山のいつも行く場所(しらす店、温泉、ラーメン店またはとんかつ店など)を巡って帰路につきます。
途中、道の駅などで休憩がてら、地域の産品もチェック。やはり中には桃ジャムを販売されていますね。
原材料と価格、内容量を確認してみると、
- 桃・グラニュー糖・クエン酸
- 180g
- 800円(税込)
いいお値段!材料もグラニュー糖とクエン酸かぁ、と一人で呟きます。
これ、自分で作った場合、1200gの出来に対して、1600円(作業時間の労働費用除く)でできます。作業時間は90分あればOK。
だとすれば、100gあたり140円ほど。追加として人件費を仮に1時間1000円とすると、100gあたり260円ほど。そこに瓶代が一つ100円とみた場合、1瓶180gの売上原価としては、568円程度になります。
と、すれば、税込800円の販売価格のため、1瓶売れて粗利はざっと240円ほど。
いつかジャム販売店でもやってみようかな、と思っていましたが、贅沢に果物を使ったジャムだと利益率は微妙なところ。趣味程度のお店なら可能かな。
ということで、家で趣味程度に季節のフルーツをジャムにする楽しみを続けることにします。
ジャム作り開始
桃を一つ一つ丁寧に撫でるように水洗いして、うぶげを取り除き、皮と実を剥がれやすく軽く指先で実に圧をかけます。
お尻のところに爪を立てて、皮をするするっとむき、全てむき終えたら包丁でくし切りにしていきます。たねは品種によって離れやすさが違うので丁寧に。
一口サイズに切り分けて、大きめフライパンに広げます。
いつも使うのはミネラル分を保持している黒砂糖か素炊糖、またはきび糖。
桃10に対して、糖を30の割合で上からふりかけ、浸透圧で馴染むまで30分ほどおきます。
レモン汁を絞ってから、中火で全体に馴染ませ、煮立ったところで、丁寧に木べらで混ぜながら弱火で30〜60分煮ます。とろみが出てきたらそこで火をOFFに。
瓶を煮沸消毒して、内側の水分も乾かして煮立てたジャムを詰めていきます。
まとめ
ジャムは果物をたくさん切って、1時間ほど煮て、瓶詰めするという一連の流れだけで2時間弱はみておきたいところですが、無心で切って、焦がさないように穏やかにかき混ぜ、上手に瓶に詰めていくという工程の中で、普段の忙しい日常のあれこれを忘れていられる時間になります。
ある意味、リラックスしているのかもしれません。
キッチンとフライパン、木べらと瓶、砂糖、レモン汁、フルーツさえあれば誰でも簡単にできるジャム作り。
一度作れば、ヨーグルトを彩り、長くフルーツを楽しめます。
私は冷凍庫で保存しますが、意外と傷まず保っています。
ぜひお試しください♪
参考)いちじくジャム作り
Today is the first day of the rest of my life.