近江地鶏を喰らう２

食はモチベーション

食で豊かな気持ちにさせていただける、それはとても贅沢でありがたいことです。

死に向かって私たちは生きている側面がありますが、自分の命があとどれほど残されているのか、それは神のみぞ知る領域です。

食べたものが自分の体の一部になっていることも思うと、残された時間の中で、できれば、心が満たされるような食事に多く出会えると嬉しいと思い、ここ十数年、体にも心にも喜びにつながる美味しいものには積極的に投資してきました。

それはそれで結局交際費として家計の支出を圧迫しているので、予算を考えながら投資しないといけないと反省もしているところ。

参考：身の丈に合った支出７

それでもやはり美味しいものに出会うとテンションが上がるため、時々は開拓してでも美味しいもの店を探しに出掛けてしまいます。

美味なる近江地鶏鍋と一品料理たち

そこで今回お伺いしたのは、Google mapsで見つけた食堂すず広さん。

一度ランチで伺い、炭焼き地鶏定食をいただいて、その定食のバランスの良さ（美味さ／彩り／素材内容）から他にも期待ができる！と想像でき、ちらっと見れば、夜も2日前の要予約で相談次第で夜の宴会をご用意いただけるようで、今回依頼させていただきました。

さて、その内容たるや、本来であれば全てヒアリングしてお品を書き出すなどできればいいのですが、期待を超える素晴らしさのため、写真を撮るのが精一杯。

そもそも、古民家を利用したお店のため、掘り炬燵でこぢんまりといただける空間も落ち着いてゆったり楽しめる点でお気に入り。

鶏の鮮度は言うまでもなく素晴らしく、刺身も鍋用の鶏たちも美味。加えて、こちらの写真のようにこんにゃくも入った旬の野菜がどっさりと。

写真奥にもあるごぼうが良い香りを出してくれ、ラー油の入った鶏白湯のような鍋に肉・野菜をどっさり入れた旨味の強いあっさりした鍋。

これと鯖寿司や牛乳とうふなど一品ものがセットになって、さらに、特別にお願いしたチキン南蛮と白ごはんも加わって・・・尚且つ、お酒は飲み放題・・・。

こちらで税込5,000円/人には、もうひれ伏すしかありません。

拍手喝采の内容です。大阪市内でこの内容をいただこうとすれば、間違いなく7,500円はいくと思います。下手すればもっといくかも。

これぐらい満足させていただけるものを都会でなくともいただけることに感謝しかなく、再び訪問することは確実です。ありがとう、すず広さん。

まとめ

世に言う中年、つまりはミドル世代となった今、鶏の魅力は計り知れません。あっさりといただけて、ヘルシーでもあり、価格も牛肉に比べて控えめ。それでいて、地鶏という地域の鶏はそれぞれに魅力があり、楽しみを増やしてくれます。

豊かな生活を営むにあたり、自分自身が嬉しいこと、つまりは価値観だと思いますが、それに見合った食事と出会えると心底幸せな気持ちにさせていただけます。

豊かな日本に生まれ育って、豊かな食文化とそれを提供してくださるお店があることは感謝の念に堪えません。

ミドルを楽しく過ごすにあたって、適度に外食もしつつ、心も体も癒される時間と場所を、一緒に過ごしたい相手と共に見つけていきたいですね。

Today is the first day of the rest of my life.

【最新の投稿】

• けっこうすごい福井県の教育事情
• 家を建てるのはあり？②
• 家を建てるのはあり？①
• 日本海・日向の寒鰤
• GI認証　山内かぶら