近江地鶏を喰らう1

若狭と近江は隣合わせ

若狭は滋賀県と隣接しています。

福井県と滋賀県はだいぶ離れている、そう認識される方も少なくないのではないでしょうか。しかし、福井県若狭地方と滋賀県北近江地方は隣り合わせ。若狭は明治の初期は滋賀県だったぐらい近いのです。

若狭の魅力を伝える時、大切なことは、若狭にその素晴らしさがあることをまずはお知らせすることです。そして、次に、周辺のエリアにも魅力があり、少し車を走らせるなどすれば、気軽にお出かけできる距離感で、再訪したくなる要素があれば、それもまた若狭に住む楽しみになります。

そして近江にもやはり魅力的な要素はたくさんあります。

その中でも今回は鶏料理を提供してくださるお店を少しご紹介。

美味しい鶏料理が食べたい

福井県民なら、鶏料理(焼鳥)を食べたいとなれば、代表格が「秋吉」でしょう。

私が福井県民になってすぐに、秋吉行かないとモグリやね、とまで言われた庶民派でかつ美味しいとみなさんが好きなチェーン店。今や大阪難波などあちこちで見られます。

私ももちろん、秋吉、、、という選択肢もあるのですが、鶏そのものの素材にこだわりがあり、(主観ですが)洗練された鶏料理を食べたい時には、滋賀県高島市今津町にある「食堂すず広」さんへ。若狭町から車で30分ほど。

何が素晴らしいか。

鮮度がよく、

近江地鶏を存分に使用され、

地元のお米を上手に炊き上げられ、

新鮮な地野菜をたっぷり使って、

無添加のその土地に合わせた

身土不二を感じられるお店だということ。

身土不二

人間の体と暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にあるという意味の言葉。

食の思想として「その土地のものを食べ、生活するのがよい」という意味で使われることもあります。明治時代に陸軍薬剤監の石塚左玄(福井県出身)が提唱したとも言われています。

その土地のものを自然と共に歩み、命をいただく様は、有り難い気持ちをふつふつと呼び起こしてくると共に、自然からの恵みを心豊かに頂戴できる喜びにも通じます。

そうした貴重な機会を、こちらのすず広さんではご提供いただけるように私は感じています。

まとめ

今回の記事では、若狭に住みながらも近隣エリアの良さも一緒に知ることで、若狭に住まう充実度もなお一層上がってくることをご紹介させていただきたく、近江地鶏を扱っていらっしゃる、食堂すず広さんの存在をご紹介させていただきました。

次回記事では、そのすず広さんでいただける通常メニューとは違い、要予約の夜の宴会について触れてみたいと思います。

Today is the first day of the rest of my life.

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