長浜にあった意外なグルメ(近江)

街歩きにちょうどいいサイズ長浜

ところは、滋賀県長浜市。

若狭から国道303号線を使って車で1時間20分程度で到着します。

ドライブにはちょうど良い距離感。

長浜は豊臣秀吉により開かれ、北国街道で栄えたレトロな街並みが残る観光地です。平日にも関わらず、国内外・老若男女問わず、多数の方が街歩きを楽しんでいらっしゃいました。

近江といえば

思いつく近江のコレ!と言えば、

  • 近江牛:日本三大和牛の一つ
  • 近江神宮:天智天皇の古都・近江大津宮の跡地に創立された神社
  • 近江ちゃんぽん:彦根市発祥の郷土料理で、和風だしと野菜たっぷりの具が特徴
  • その他、お米、日本酒蔵、日本ワインのヒトミワイナリー、発酵食などなど。

次のような観光スポットもあります。

  • 白鬚神社(近江高島)
  • 山王総本宮 日吉大社(大津)
  • 天台寺門宗 総本寺三井寺(大津)
  • びわ湖バレイ(大津) などなど

そう、これ以外に、近江で落ち着く素敵なスポット、美味しい食はもちろん多数あるのですが、長浜に来て、意外な食べ物がこちら。

焼鯖そうめん!

たまたま入らせていただいたこちらのお店。

翼果楼さん。

昔ながらの商家風情がしっかりと残る木造の味わいあるお店。

軒先に焼鯖そうめんを1番のおすすめで大きく書かれていて、これは気になると障子戸をスルッと開けて入らせていただきました。

2Fに上がり、和室でお茶を啜りながら、メニューはもう焼鯖そうめんしか目に入っていません。

待つこと数分。

やってきました、焼鯖そうめん大盛り。

上に鎮座するこの焼鯖、そこかしこで販売されている単に焼かれた鯖ではなく、焼鯖を甘辛く炊いたもの。そしてその炊いたであろうつゆをしっかりまとったそうめんが綺麗に敷かれています。

見た目から、味が濃いのかと早合点しましたが、それは杞憂でした。

味が染みたそうめんと共に、歯触りのいい炊かれた焼鯖のそれは、にしんそばでもお馴染みのくどくない甘辛さ。

もうお箸が止まりません。。

なぜ、鯖寿司・焼鯖といえば若狭なのに琵琶湖の東側の長浜に??

思いやりに満ちた郷土料理

ご覧の通り、娘を思いやり、お客へのもてなしの気持ち。

それがこの焼鯖そうめんの原点だったようですね。

まごころの一杯は、お腹だけではなく、なんだか心も満たされる食事です。

若狭焼鯖に、奈良の三輪そうめんを合わせて作られており、奈良県出身で、現在は鯖が身近な若狭民の私としては、こうした楽しみ方を提供してくださったお店に感謝。優しい旨辛なそうめんに、こちらで出会えます♪

まとめ

長浜は関西からドライブで十分いける距離ですが、少し遠く感じてしまう場所。

とはいえ、食べ歩きもでき、昔ながらの北國街道の風情を残す、少しノスタルジーを感じさせてくれる長浜。若狭に住んでみて、少しドライブをしたい時にちょうどいい距離感です。

ちょっと休日にどこかに出かけたいと思った時、ぜひ、長浜に行かれたら焼鯖そうめんを召し上がっていただき、若狭でも美味しい魚介の幸を堪能していただければと思います。

関西に住んでいたら長浜も若狭も同じぐらいの距離感です。

どちらのまちも楽しんでいただきたいです。

Today is the first day of the rest of my life.

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