若狭でみる月

2024/09/17は中秋の名月

中秋の名月、日本各地は天気に恵まれたようで、はっきりと眼にすることができる場所が多かったようですね。

月見をイベントに、関連商品を出すなど、月見商戦は9月に入ってよく見られていた印象もあります。

では実際に、すすきとお団子を供えて月見をする昔からの風習を実践される方は果たしてどれぐらいなのでしょう。

私の今はお月様を愛でるぐらいがちょうどいいと思って夜空を眺めます。

月を見る環境

月を見上げて、あぁ綺麗だと思うにしても、周辺環境によっては大きく違ってくるのではないでしょうか。

高校生の時、駅から自宅までの自転車帰宅の途中、稲刈りを終えた田んぼの真ん中を突っ切るルートがありました。

部活の帰り道に、ふと、自転車を漕ぐのをやめて、夜空を仰いでみれば、白く淡く黄金色に輝く月が浮かんでいるのをしばしば眼にしていたのを思い出します。

社会人になり、都会で見るそれは、居酒屋や夜遅くまで働く会社員のいるビルの明かり、ネオンや街灯など、煌々とした夜のために月が霞んで見えていたように思います。

それが、この若狭に来てみれば、月すらも主役級。

山や田んぼが視界のほぼ全てをカバーしていて、住宅は山すそにポツポツと。

そうすると、見える月はまた違ってきます。

若狭の月

2024/09/17 21時ごろ 南東の空高く

普通のiPhoneに搭載されたカメラで撮影したものです。

夜間の撮影で、真っ暗の自宅近くでしたが、今年の中秋の名月を残しておきたくて撮りました。

都会に住む友人に送ったところ、これだけも明るいのか!と驚くばかり。

忙しいと、こうした夜空を眺めることすら日常から失うことが多いため、忙しさのバロメーターと私は感じていた時があります。

若狭の夜空の素晴らしさ

星のきらめきも美しい。

若狭にはスモッグで覆われるようなことはほぼなし。

大気が清んで、夜空が美しく見えるのです。

都会でも、1時間車を走らせたらそんな田舎はいくらでもある、と言われると思いますが、山が開けて、平地が遠くまで続いている場所となると限られてくるのではないでしょうか。

若狭も山に囲まれる場所はありますが、田んぼを広く区画していることからも平地が広く存在します。

2024年の流星群は、年内残すところ、りゅう座流星群やふたご座流星群があります。そうした、月や生活の光にも、大気中のチリやガスにも邪魔されない場所が若狭にはあります。

月、星、流星群、時には人工衛星など、宇宙を眺める場所としてはなかなか良い場所です。

ぜひ、若狭で目を奪われるような輝きのある星や月を見にお越しください。

Today is the first day of the rest of my life.

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