2025年も味噌を仕込むことにしました。
ご縁をいただいた福井県若狭町の海士坂にて、米麹づくりもされている農家さんにご指導を仰ぎ、地域の皆さんと一緒になって味噌を仕込みました。
晴天で雪景色の若狭

青と白と木皮色が映える美しい農村風景の中で仕込みがありました。
この日の前後の時間帯は雪で景色がホワイトアウトでしたが、ちょうど良い時間帯に、暖房で暖かい屋内で仕込みを開始。
仕込み開始
農家さんの懇切丁寧な事前準備と気配りのおかげさまで、大豆はしっかりと大量に水煮していただいていて、農家さん特製の米麹もご用意いただいていました。床には混ぜ込みのときにこぼれることを想定してビニールシートを敷いています。
こちらが仕込みの順番です。
- アルコール消毒(焼酎で)
- かたまりのある米麹をばらばらにする ○写真1
- 塩を投入して全体的にしっとりするまでかき混ぜる
- 水煮してあたたかいままの大豆を厚めのビニール袋に投入
- 大豆袋をとめて足で粒を踏み潰す ○写真2
- 塩米麹につぶした大豆をいれて混ぜ込む
- 袋についたつぶれた大豆をコテで余さず削ぎ取る
- 大豆を煮た水を適量投入してしっかり混ぜ込む
- 空気を抜きながら野球ボール大をつくる
- アルコール消毒した樽にボール全てを投げいれて平らにならす
- 空気を抜くために全体を押し込み、表面に塩を適量ふって内樽のキワも塩をふる
- 表面にラップを敷く
- 袋に塩をいれて仕込みの表面に蓋をするようにおいて終了 ○写真3



3kg程度の仕込みから、10kg以上仕込みされる方まで幅がありましたが、90分程度で皆さん完了されました。
混ぜる・踏み込む・押す・叩くなど一連の動作が伴うので、90分間とめどなく全身運動が続きます。
そのため、暖かい部屋から寒い廊下に出た際に、体から湯気が立っていました😆
仕込みのあとは談話の時間に
暖房であたたまる部屋、おしゃべりで賑わう空間、そして一連の味噌仕込みが終えて、農家さんの計らいでおぜんざいが準備されてふるまっていただきました。
そして、数名からおやつの持ち寄りでケーキやみかん、おせんべいなどが並んでみんなで談話する時間へ移ります。
都会に住んでいたときには全くなかった時間。
そして、昔々の子供時代になんとなくこんな時間があったなぁ、ということを思い出すことにもなり、なんだか心もほんわかする時間になりました。

まとめ
昨年にひきつづき、2025年も味噌を仕込む機会に恵まれました。
味噌を仕込むという作業も、もちろん、出来上がりを楽しみにできるちょっとしたイベントになりますが、あわせて、予告なしに開かれる談話会のほっとする瞬間は、意外と高い価値があるものだと思ったのです。
大豆を煮る、容器や小分けの道具類の準備などでは事前の手間がかかっているため、農家さんの労力には脱帽する部分がありますが、そのおかげさまもあって、こうしたお土産やコミュニケーションの場が出来上がるのだとわかります。
この地域の人同士の結びつきがよく、フットワーク軽く連携する様は、こうした機会によって少しずつ醸成されていっているのでしょう。
豊かな時間の過ごし方とは、なんなのか。
ここにその答えを紐解くヒントがありそうです。
Today is the first day of the rest of my life.