味噌の仕込みを3月3日に行いました
以前から麹に関心を持っていたこともあり、機会あって、3月の桃の節句の日に味噌の仕込みを行いました。
ちょっとかいつまんでご紹介します。この仕込み経験は豊かな時間の始まりでもあります。
今回は初めてということで、醗酵に詳しい先生にご指導いただきながらの実施。
材料もありがたいことに、ご用意くださって、混ぜてこねて詰めるの作業を体験。
大豆は滋賀県産のフクユタカ、福井県産の塩、若狭町の農家さんの米麹が材料です。大豆はあらかじめ煮ておいてくださいました。助かる・・・。
味噌作りには雑菌が大敵なので、アルコール消毒は自分の手も、容器や調理器具類も欠かさず適度に行います。
まずは煮て簡単に潰れる柔らかさの大豆をビニール袋の中で足で踏んで潰し尽くします。
そして、材料を大きなボウルに合わせて、まずはしっかりと混ぜ込みます。
混ぜた後は、写真のようにテニスボール1個分ぐらいのサイズを目指して、空気を抜きながら丸めていきます。
この時間が結構心地よいのですが、丁寧な暮らしをされている方は味噌作りの過程をこうしてされていらっしゃるのだとわかり、私もとっても丁寧、までは行かなくても、ある程度丁寧ぐらいな生活をしていくことができたら良いなと思わせてくれます。
ボールを作り終えたら、味噌樽を準備して、内側を中心にアルコールで除菌をします。醗酵では麹菌がカビと競合しないで済むようにちゃんと生育環境を整えてあげないといけませんね。
その後に樽めがけて、空気を抜く目的でボールを投げ込みます。
結果、樽の中は空気が抜けた仕込み味噌材料がしっかりと詰まりました。
材料にはラップを被せて、空気が入らないように気遣って蓋を閉めます。
麹菌の力を借りて時間をかけて寝かせていきます
さて、材料の混ぜ込みと仕込みまでは終えました。
このあと、仕込み味噌をどこに置くか・・・です。
なんて事のない、普通の鄙びた場所に佇む我が家。温度管理が抜群にやりやすいわけではありません。そのため、仕込んだ味噌の保存に適していると言われる、夏は直射日光を避けて、35度以上が続かない場所を探します。さて、そんな場所あるのかな、という感じですが、無難にキッチンのシンクしたに収納しました。
あとは、存在を忘れるかの如く、ほったらかしで3ヶ月。。。
仕込んだ味噌の色はさほど変わりがなく、香りもまだぼんやりしている段階です。
ただ、ちょっと写真には出しづらいのですが、表面には色とりどりのカビたちが・・。
アルコール消毒とラップによる密閉が足りなかったようです。。
もったいないな、と思いながらもスプーンでカビとその周辺をこそぎ落とし、もう一度アルコール消毒、蓋をして、またさらに4ヶ月ほったらかし。
さて、進捗はいかに!
Today is the first day of the rest of my life.
[…] 参考)ミドルの味噌仕込み(前編) […]