七転び八起きとは
weblio辞書によると、
「《七度転んで八度起き上がる意から》多くの失敗にもめげず、そのたびに奮起して立ち直ること。転じて、人生には浮き沈みが多いことのたとえ」とあります。
私の解釈は、「行動を起こさなければ何も始まらない。行動を起こせば転ぶことも当然ある。行動すれば自分を変えることができる。失敗しても挫折しても、怖くなって足がすくんでも、前進あるのみ。前進するたびに発見があり、それが人生の豊かさにつながる」というように捉えています。
簡単に言えば、生きていれば良いこともそうでないこともある。それが人生ってものだ、というニュアンス。まさに浮き沈みが常である、ということですね。
失敗を繰り返すと動きも億劫に
うまくいかないことが続くと、取り憑かれたかのように、それを自分の中で正当化してしまうことってありませんか?
今日も断られた⇨昨日も断られた⇨きっと明日も断られる⇨やっても無駄だ
といった負のサイクルにマインドがセットされていきがちかもしれません。
思考も、行動も抑制気味になりますね。
私はそういうネガティブサイクルに入りそうな時ほど、「こんなのはこれまでの人生で何度もあった。でもずっとうまくいかないことなど一つもない。鍵はただ一つ。自分自身が、それを諦めずに継続できるかどうかだ」と言い聞かせます。
人生を振り返る機会
これまで、転職活動や重要な岐路に立たされている場面で、自分自身の人生を整理し、客観的な目線で自分自身の人生を振り返る機会を持ってきました。
その都度、自分の過去にあたらしい発見があり、気づきがあるのも事実。
その時にライフラインチャート(参考:厚生労働省)を作成します。
これがとても役に立ちます。厚労省のは就職後からですが、生まれてからの時間軸でライフラインチャートを作成するのも良いですね。
これを作成してみると、見えてくるのは、浮き沈みの激しい人生だということがビジュアル化できること。頭の中では良いことのイメージ、または悪いことのイメージに印象が引っ張られがちのため、書き起こしてみると全く持って鮮烈なチャートになります。
私の七転び八起き
そうして振り返ってみると、さまざまなシーンで私はこけたり、転げ落ちたり、閉じこもったり、動けなくなったりしているのも見えます。ただ、その都度、なんとかしているのでしょう、時間をかけてでも動き出してポジティブマインドに変えていく努力をしていることがわかります。
特に、大きなダメージはいずれの年代でもありましたが、40代に入って間も無くが人生において一番しんどいと感じた時間帯だったように思います。
ちょうど厄年のタイミング。厄年は、科学的根拠は不明ですが、厄災が増えるタイミングとされており、まさか自分にそれが来るとは全く考えてもいませんでしたが、振り返ればちょうどそのタイミングはただの偶然かも。
まとめ
ミドルライフを過ごす30代後半から50代にかけて、さまざまな災難に出くわす機会があると思いますが、七転び八起き、どんなことがあっても、歩みを止めず、ただ前進することこそが人生を好転させると心得ながら、今日も明日も明後日も、一歩ずつでも前に進める歩幅でリスタートしたいですね。
Today is the first day of the rest of my life.