遊歩百選?
遊歩百選ってご存知でしたか?
私は隠岐に来るまで全く知りませんでした。
読売新聞が50年記念事業として2002年に呼び掛けを行い、市民参加による投票と選考委員会により選定された風光明媚な歩道などのある地域百選、とのこと。(ウィキペディアより)
隠岐 西ノ島の国賀海岸はその一つとして選ばれています。
個人的な話で恐縮ですが、私は40歳過ぎまでスポーツ大好きで動かなければストレスが溜まるタイプでした。それが、仕事や生活環境にかまけてしまい、全く運動しないタイプに変わってしまったのです。
そうなってしまった私でも、歩く・ウォーキングは怪我リスクも低く、ゆっくりと風景や地域のにおいや音、美味しいものも含めて体感しながらできる点で素晴らしいスポーツだと感じています。運動も好みは変わるものですね・・
摩天崖と国賀海岸
ローソク岩は前回記事で触れさせていただきました。
そこから比較的近い場所に摩天崖があります。
摩天崖までは観光バスやレンタカーでの移動が楽ですが、私はレンタルのEバイクで坂道をゆっくりこいで上がりました。国賀海岸付近の道路は一部綺麗に整備されています。ただ、黒毛和牛さんが路上でしっかり休んでおられたり、その牛さんによる置き土産(!)がどっさりあったりと、都会の日常では目にしない光景もあり、クスッと笑える瞬間です。
行った夏の終わりは、台風が近づきつつあるせいで風がさっと吹き抜け、青空に雲がたなびくため日差しも弱く、近くの芝生地や遠くの木々の緑と空や海の青と白、牛の黒に馬の茶というシンプルながらも色のコントラストもあり、美しい絵になっています。
この地は牛飼いの皆さんが自由に放牧していいよ、と公認されているようで、所有者の方々が識別するための鼻輪や耳に黄タグがあったりなかったりして、個体を識別されているようです。
崖地という高さや遮るものがない広大さに、色・風・遠く向こうまで見える奥行きなどがあり、何も考えることなく、ただぼーっとさせてくれる素敵な場所です。
まとめ
遊歩百選に選ばれるだけの価値ある場所なのは私も納得でした!
ここにしかない、とっておきの時間にできます。
ただ散歩して帰るだけではなく、思い思いの時間をここで過ごしてみられてはいかがでしょうか。開けているため、紫外線対策は必要としても、大自然の中で得られる解き放たれた時間は、きっと素敵な思い出になるはずです。
散歩が楽しいと思える場所と出会えるとちょっとした幸せを分けてもらった気分になれますね。
関西からある意味2時間半で行ける隠岐。人生で必ず訪問しておきたい場所です。
Today is the first day of the rest of my life.