お酒は飲めますか?
私は日本酒が大好きで、趣味の一つとしてこれまで多くの銘柄を楽しんできました。ただ、気のせいなのか、日本酒を飲む(通常2〜3合/日)と体重増加があるような気がして、最近は控えるようになってきました。遠慮なく飲みたい・・
日本酒の効用
お米という素晴らしい栄養素の豊富な食材を麹によって醸されているため、人の持つ酵素だけでは得られないさまざまな栄養を持つ飲み物へと変化させてくれるのが日本酒の良いところ。
次のような効用の期待があるともされているようですね。
- 血流促進:アデノシンが血管の収縮を妨げるため、血流UP。筋肉の緊張をほぐしたり、冷え性の予防、肩こりの改善などにも有効とされる。
- 老化防止:抗酸化作用のあるフェルラ酸により、老化の要因とされる活性酸素を減少させるとされる。
- 生活習慣病の予防:アミノ酸により、動脈硬化や心筋梗塞、肝硬変といった生活習慣病の予防があるとされる。
- 美肌効果:麹菌の細胞を活性化させる力で、肌のシワやハリを取り戻す若返り効果への期待があるとされる。
- 食欲増進:アルコールにより、消化酵素の分泌を増やし、胃の血流を良くすることで胃の動きを活発にして消化運動を亢進させ、食欲を増進させると言われる。
適量を適度に口にすることがポイントとも。
若狭の日本酒
福井県は日本酒作りで嶺北(南越前町以東)が主体で、黒龍酒造などが全国的に名を馳せているような印象です。
しかし、嶺南(敦賀市以西)にも貴重な蔵が3つあり、三方五湖で獲れる鯉などをしっかり味付けされ甘く炊いた文化に合わせ醸された甘口の賀茂栄(鳥浜酒造)や、福井酵母で醸された淡麗辛口のわかさ(小浜酒造)、そして登場するそれぞれに個性が光るすっきりとした辛口で綺麗なお酒の早瀬浦(三宅彦右衛門酒造)があります。
個人的な好みとして
日本酒は好みによりけりなので、万人にこれは美味しい!とおすすめはしづらいところです。
その中でも、今日ご紹介するのが早瀬浦。
若狭の日本酒の中でも、香りが華やかでいてさらっとした飲み口でとにかくお魚、特に刺身やお寿司と合わせると抜群の力を発揮する口当たり。
食中酒としてこそ真価を発揮するのでおすすめします。
複数の地元酒屋さんに早瀬浦の傾向などをヒアリングしてみるのですが、みなさん、大まかには芳醇旨口、淡麗辛口であるものの、「その醸した年によって味わいが異なる」というのが共通の見解の様子。
一升瓶で販売されていることが多く、多種類出ているのでたくさん飲めません。
その時々におすすめいただくものを購入します。
酒屋さんの超絶おすすめの浦底
通常は5、6月ごろ中心に出てくるようなのですが、今回は遅れて8月初旬に出てきた”純米酒 浦底 海の女神”。
底にはオリがうっすら残っているのが見えるでしょうか。
口当たりがめちゃくちゃ素晴らしく、結構な辛口なのですが、生酒らしくフレッシュで、オリの影響か優しいうっすらと甘さが舌の上を転がっていきます。
これぞ食中酒にピッタリな一本で、刺身に合わせてみると最高の時間を約束してくれます。
今回提供くださった酒屋さんのお話だと、流通量が格段に少なく、仕入れても飲食店からの引き合いが強く、一般客になかなか販売まで追い付かないとのこと。今回は運が良かった!
そして、先日、阪神百貨店に行ってみると、9F大食堂レストランにある超速鮮魚寿司羽田市場にて、この浦底が提供されていました!
まとめ
若狭にはいくつか酒蔵がありますが、その中でも刺身・寿司などとの食中酒にとても合う早瀬浦をご紹介させていただきました。
こちらは美浜町に蔵を構えていらっしゃいますが、若狭の酒屋さんで取り扱いが多く、若狭にお越しの際は、日本酒がお好きであれば、ぜひこの早瀬浦を手にとってみられてはいかがでしょうか。
個人的には、食中酒として日本酒を飲むことは外食の時で、ほぼ単品で飲むため、旨口少し甘めの日本酒を選びがちです。例えば長野県の「川中島幻舞」が好みで言えばストライクです。
ですが、食中酒としてであれば、この早瀬浦は県外の方にはさほど知名度はなくとも、素晴らしいお酒で、県内ではかなり人気です。
こうした地産品との出会いも楽しみにしていただきつつ、日本酒の効用をうまく活用して、ストレスからの解放と健康維持に繋げていただくのはいかがですか。
Today is the first day of the rest of my life.
[…] 先日の記事、地酒・早瀬浦でご紹介の通り、個人的に日本酒好きです。 […]