いちじく狩りとジャム作り

いちじくはお好きですか

いちじくには、水溶性食物繊維のペクチンや、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄(鉄分)などのミネラルが豊富に含まれています。また、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲン、たんぱく質を分解する酵素フィシン、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。

ペクチンがナイスな働きをしてくれ、腸内細菌叢の活性化による便通の改善や各種ミネラルや酵素などが普段不足しがちな栄養素の補完にもなってくれます。

女性に嬉しい作用もありますし、もちろん、男性にとっても重要な食物です。

私は、完熟いちじくの、もっちりとしてやさしい甘みにプツプツとした花の食感がたまらなく好みで、毎年食べきれない分のいちじくを買ってしまいます。

食べきれない分は全てジャムにして、冷凍庫に収めながら、ヨーグルトに混ぜながら年中楽しめるようにしています。

今年もいちじくの季節が来ました

いちじくはスーパーでも購入できますが、比較的足がはやい果物でもあり、鮮度は重要。そのため、時間を作って産地まで買い出しに行きます。

産地へ行けば、大きく完熟のお尻が割れたいちじくが手に入りやすく、そして少しお値段もリーズナブルな気がしています。

これまで関西でよく買いに行っていたのは、次の施設。

若狭に来てからは、福井市まで足を伸ばしていちじく狩り(1箱18cm*27cm ¥1,000)をして朝どりしてすぐに持ち帰ります。

杉本農園さん 8月下旬〜11月上旬まで。一箱¥1,000 朝6時開園 月曜日お休み

昨年2023年にもお邪魔させていただいた杉本農園さん。

露地栽培で朝露に濡れた雑草の上をゆっくり歩きながら、木々に実る食べ頃のいちじくを探します。朝は6時開園なので、朝イチ行くのが一番良さそう。農園前のお宅でお支払いを終えて、18cm*27cmの箱をもらい、虫除けを体にスプレーして、いざ。

箱に乗る分には採れるだけ盛ってOK。そのため、早めに来ないと食べ頃のいちじくは見つけるのが難しくなってしまいます。

来園タイミングが重要?

昨年は大きく赤々とした実がいくつもありましたが、今年は小ぶりで色も薄くやや硬めのものが多くて見つけ出すのがなかなか大変。そこに競合が多数いらっしゃるのでもっと大変。

なんとかうまく見つけ出して箱が山盛りになって試合終了。

一つ味見をしてみれば、優しい甘さとモチっとした柔らかい食感で今年も美味しいことを実感!

自宅に帰ってジャム作り

さて、ジャム作りに入ります。

ミネラルを含むキビ糖や素炊糖でいつも作ります。

ジャム作りの私なりのポイントは次のとおり。

  • 果物100に対して糖30
  • 中火で炊いて弱火で煮詰める
  • アクをしっかりとる
  • 保存瓶はしっかり熱消毒
  • 色をきれいにするのにレモン汁かクエン酸

まとめ

果物が豊富に採れる季節になり、生食ももちろん最高に美味しく栄養価も高くいただくことができます。どの果物も日持ちに限界があるため、ジャムが一番美味しく楽しめる気がしています。

特に私はヨーグルトを作っているので、ジャムが常にそばにあれば、しかも季節のものがあれば幸せ。

若狭に住んでみて、露地もののいちじくが手に入るようになりました。自分で収穫して加工して味わう楽しさ。ささやかですが、良い気晴らしになります。

京阪神から車で行ける範囲で、こうしたいちじく狩りを楽しみ、あるいは購入してちょっと贅沢に旬の果物をふんだんに使ったジャムを作ってみられてはいかがでしょうか。

Today is the first day of the rest of my life.

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