幸福度ってなに?
幸福度って、そもそもものすごく主観的評価度合いかな、と思います。
価値観やその時の個人の状態などによって、どうとでも変わっていきそうですが、とはいえ、相対的にどの辺に位置付けられているのか、というのは気になってしまうもの。
世界レベルで幸福度はどう捉えられているのか、国連で報告書があるようです。
国連が毎年発表する「世界幸福度報告書」では、幸福の75%は「信頼感」をはじめ「堅調な経済成長」「健康寿命」「良好な人間関係」「寛容さ」「自分に適した生き方をする自由」の6つの要因で決まるとされています。
畏れ多いですが、このブログの内容と比べてみても、おおよそ同じところをたまたまコンテンツにして、発信しているような気がします。
幸福度は豊かさと近いニュアンスのように思います。
世界幸福度ランキング2024
先ほどの国連の報告書は、元データが米ギャラップ社の調査結果のようです。
では、ギャラップ社の調査基準も知ってみたいですね。
世界幸福度ランキングの評価基準は、個人の主観的な生活評価に基づいています。具体的には、米ギャラップ社の世論調査をベースに、各国の約1,000人に「最近の自分の生活にどれくらい満足しているか」を尋ね、0(完全に不満)から10(完全に満足)の11段階で答えてもらいます。得られた回答の過去3年間の平均値をスコアとし、ランク付けされています。
では、改めて国連の報告書から2024ランキングを引用します。
結果は、日本が51位(全143の国と地域)と微妙なポジション。
最近GDPで抜かれてしまったドイツは24位。エライ違いですね・・。
逆に、最も幸福度が低いのは、ブービーにレバノン。最下位はアフガニスタン。
生理的欲求も、心理的安全も、自己実現も、報道を見る限りいずれも厳しい国。
まとめ
米国ギャラップ社によると、世界143の国と地域の中で、幸福度ランキング51位に日本は立ち位置があります。
主観的評価である以上、国民性をはじめ、さまざまな要因もあるでしょうが、個人的には意外と低い結果、という認識です。
個人の感想ですが、マズローの欲求5段階説で5つの達成したい欲求で、(30近い国と地域を旅行して)他の国々と比べてみても見劣りしないどころか、かなり幸せな国だと感じています。
もしかしたら、日本で生まれ育ち、暮らせていることというごく当たり前のことが、当たり前すぎて、日常的に幸せに感じることを忘れていたり、置き去りになったりしている側面があったりしないのかな、と思いを巡らせます。
私自身、仕事に没頭していた時は、仕事の成果が見えて評価が高まることにフォーカスが当たりすぎていて、近視眼的になっていたように思います。結果、失ったものもたくさんありました。
そして、情報が溢れすぎて、目の前にある幸せに気づかずに、どんどん欲求を満たすプロパガンダに乗ってしまい、理想を高く追求しちゃう側面もあったように思います。
幸福の捉え方はひと様々ですが、
- 「信頼感」
- 「堅調な経済成長」
- 「健康寿命」
- 「良好な人間関係」
- 「寛容さ」
- 「自分に適した生き方をする自由」
の6つの要因、それぞれに対して、目の前にあるちょっとした幸せから見直してみるだけで、幸せに包まれている実感が持てるような気がしています。
コロナ禍でそれに気づいた私。
自分に適した生き方をする自由を選択できるこの日本が好きです。
そして、誰もがそう感じられる日本を、できる範囲で創っていきたいものです。
Today is the first day of the rest of my life.
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