けっこうすごい福井県の教育事情

福井県の教育事情について、県民全体に聞いた訳ではありませんが、町に住む様々な方が異口同音にお話しされるため、一定のコンセンサスが得られているようです。

本記事ではその走りとなる情報を共有します。

福井県の教育環境

福井県の教育水準
全国学力テスト2024年度の全国学力テストでは、小学6年生の国語が3位、算数が2位、中学3年生の国語が3位、数学が1位となり、全国トップクラスの学力を維持しました。
生活意識調査ソニー生命保険の「47都道府県別 生活意識調査」では、教育や子育てに関する「教育水準の高さ自慢」で5年連続1位を獲得しています。
家庭環境福井県では、基本的生活習慣を身につけている子の割合が高く、共働き世帯率が全国1位、三世代同居率も全国2位です。
学力向上への取り組み福井県では、すべての小中学校にタブレットを配り、モデル校を指定するなどして学力向上につなげています。
若狭町 里っ子保育豊かな自然の中で創造性や自主性を育む特色ある保育を実施しています。若狭町は海、山、湖と本当に自然が豊かな場所。また人との距離がとても近く、地域の中で安心して子育てが出来る町です。管理設定を軸にしたものではなく、自由でのびのびとした保育を通じ、子供たちの個性を伸ばすこと
にフォーカスした自慢の保育環境です。

私は奈良県で育ったため、福井県の教育を体感した身ではありません。

ただ、上記4点は実際に聞く声でもあり、皆さんの自慢になっています。

成人するまでの教育環境は大切な選択

個人的な話ですが、都会に住んだ私が子育てに関わった10年以上前は、私立幼稚園⇨有名な公立小学校⇨教育大付属or私立中学校・高校エスカレーターがベストな選択、という風潮がある地域に住んでいました。

そのためには、いかに、その教育環境により優れた地域に住むかがカギでした。有名学校区かどうか、私立の選択肢も取りやすいか、周辺の地域住民の雰囲気などが気にするポイントだったのです。

私は転勤族だったため、引っ越しのたびに当時の妻からより良い地区に居住したい、というニーズも高かったので住まい探しも一苦労でした。

ただ、私は疑問でした。

高額な費用を払い続けて、より良い教育と称して習い事も増やして子の可能性を高める、というのは決して間違っているとは言えませんが、誰もができる再現性のある教育のように感じられず、必然的に、それが可能な所得層の人たちの集団の中に入っていく感覚になります。私はお金に無頓着な時代だったので、言われるがまま拠出していましたし、結果、全く手元に貯金が残らない収支の家計でもありました。むしろ赤字です。

これでいいのだろうか、と沸々と違和感を持つ日々でした。公立一貫を選択しづらいモヤモヤみたいなものもあります。

結果、10年が経過してみて、子供たちはそれぞれに進学しましたが、何か大切なものを欠落したまま大きくなっていったような気がしてならないのです。

その見落としていた教育の視点を補完して重視しているのが、福井県であり、その中の若狭町であるような気がしています。

自然や地域住民との深い関わりを通じて、さまざまな感性を身につけ、学習の機会を適切に享受できるのが福井県の教育環境なのかなと感じています。しかも、公立学校が主体で、特別高い教育費用がなければ良い教育が受けられない、などはないのも魅力でしょう。

まとめ

福井県の教育環境を簡単にまとめて、都会暮らしと少し対比してみました。

教育を提供できる親の立場として、その環境選択は責任重大です。都会暮らしでなければ仕事ができない場面もあるでしょう。一方で、何を優先すべきかもまた、悩ましく考えるのが多くの場合30代や40代です。

いまを豊かに生きるのは、子供との何気ない普段の会話に満ちた家庭環境があることも一つ。その充実に欠かせない教育事情は福井県の長けたポイントと思うとここで暮らす意味も増してきそうです。

Today is the first day of the rest of my life.

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