越前かに解禁!
テンションが上がります。平常時のモチベーションが一気に倍増します。
11月6日午前0時、福井県沖でかに漁が解禁されました!
若狭にいると越前が少し遠い(車で90分程度)のでタイムリーにかに漁や活気ある市場の現場を見ることはそうそうできないのですが、関西と違って、即時的に地元スーパーにカニが並び始めました!
特設コーナーとして店先までテントを出して茹でがにを販売されています。
先ほど関西と違って、と書き出しましたが、今まで関西のスーパーでズワイガニが茹でたてで、「はい、どうぞ」とばかりに並ぶシーンは見た記憶がありません。。
そして、兵庫県の香住などに行けば時期的に見るものの、やはり都会では目にしないであろう、せいこがにが所狭しと売り場に生きたまま並んでいます。
カニは人を呼び込む力が絶大です。写真の後、わんさかと押し寄せて一気に賑やかになりました!隣の養殖鯛もサイズの割に安いのですが、誰も鯛に目が入っていないのか、ぐらいにカニが人気。
金沢をはじめとして、地元小浜港でも水揚げされたせいこがにやずわいがにが並んでいます。
茹でられたせいこがにも無造作に並べられ、早く消費者の手に届いてくれとばかりに山のように陳列されていました。
このボイルせいこがには2杯で1,000円ですが、越前海岸で2杯を丸ごと使ったせいこがに丼が飲食店で販売されていて、人気を博しています。その値段たるや、、、6,800円😅
ご飯を準備して、せいこがにを一生懸命に身をほぐす作業さえできれば、千数百円で食べられるのです。これが産地に住む良さの一つ。カニ好きであれば、カニを理由に移住を検討する先に福井県が入ってもおかしくはないですね。
ちょっとお高い?カニコース
越前エリアでカニしゃぶコースを飲食店のお店単位などで見ていても、一人1杯(900g)ついて2人前で27,000円〜。
大阪でかに道楽でカニしゃぶコースを選択すると、2人前で16,000円ぐらい。
かにの鮮度やサイズ、産地やブランド力などにももちろん材料があるので、このように単純比較はナンセンスです。越前かにの鮮度の良い美味なカニをいただくならば、ぜひ越前ならではの魚介もご一緒に召し上がって満喫いただきたいところです。
今年の推定資源量:過去10年で最高
資源を大切に、海を守っていただいていることもあって、福井県沖のずわいがに推定資源量は2020年に底を打ってから順調に回復基調にあるようです。本当にありがたいこと。
また、昨年の流通と同等レベルとの声も聞こえていたので、今年のかにも平常価格でいただけることが期待できます。
まとめ
11月6日午前0時よりかに量が解禁され、越前海岸はじめ、日本海側ではカニがスーパーに並び始めています。
かに資源も回復基調にありながら、昨年レベルの漁獲高が期待されているということもあり、今年も楽しみがまたひとつやってきました。
若狭であっても、近隣の小浜や越前からカニが届く流通範囲であり、身近に感じさせてくれる季節の風物詩。若狭に住む楽しみはこうしたところにもあります。
そして、日本海側の気候であっても、年数回程度と、さほど雪も積もらないことから、住みやすさがあります。
季節の美味しいものを得られやすく、住みやすさ、過ごしやすさがある若狭。
豊かな時間を過ごしに、ぜひお越しください。
Today is the first day of the rest of my life.
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