田舎では当たり前の存在
シカ🦌が近くにいますよと聞いて、どんな反応を示しますか?
若狭には道路脇に出没はもちろん、里山へ向かう途中の道路、里山の中などあちこちにいます。
神出鬼没で、里山から里に下る道路のど真ん中で立ち止まっている場面に遭遇することがよくあります。こちらの存在気づくのに時間差があり、あわや車に当たってしまいそうになることも・・・
地域で話題にあげると、悲しいことにぶつかって廃車になってしまった事例がよくあるそうで、頻繁に鹿と遭遇する時は自動車保険の特約に入ることもあるそう。都会に住んでいたときは知らなかった動物特約・・・
逃げてくれるとありがたいのですが、シカも逃げるルートが見当たらない場合は、道路に面する崖を駆け上がっていく場面もありました。斜度は70度はありそうなレベルでも上がれる脚力は素晴らしいですね。
シカの存在って
経済活動をしていると、可愛らしいと見える面よりも「困った存在」になってしまうことがしばしば。
オープンしたての山の宿泊施設で働いていたときは、植樹した桜やイチョウなどの若い枝が折られ、樹皮が剥がされてしまっていたり、結構な被害が出ていました。いずれも親・子それぞれのシカの背丈の高さでダメージを受けています。
さらには、キャンプ施設でもあるため、キャンプサイトはシカの糞がほぼ毎日置き土産として目につきます。やはり草食動物シカの、とは言え、糞はふんですし、サイト内にはお邪魔な存在です。宿泊施設内も場所に構わず置き去りなので、糞の回収がもう大変で・・。
何が大変かというと、その時は広い敷地(東京ドーム1個分)に毎日毎日お土産があり、太陽の日差しが厳しい中で、シカの糞とりにとホウキとチリトリで回収を企てるのですが、ホウキではなかなか芝生に絡まる糞も取りづらいのです。
仕方なく、使い捨て手袋を装着して手で回収。シカの糞の硬さなどを知ることになり、シカという生き物を「身近に」感じる場面にもなりました。
都会生活ではこういう経験はまずないですねw
鳥獣害対策専門の企業に勉強会を依頼
シカ含めて、鳥獣害対策として、専門家に勉強会を開いていただきました。
もはや、里山の中に宿泊施設を建てた以上、それは宿命として、鳥獣害に遭うのは必至。その被害を最小限に食い止めるためには、電気柵を取り付けるしかない!というのが結論づけられた話でもありました。
宿泊施設なので、世界観や雰囲気、施設外観など見た目には非常に気を配るのですが、そこに電気柵のある宿泊施設って、となりませんか?
専門家のお話なので、できるだけ従いたいのですが、ここだけは譲れず、日々シカたちとの格闘が始まったのでした。
鳥獣害対策✖️ジビエに納得
こうして田舎暮らしをしていればよく理解できました。
鳥獣害対策の結果として発生した命をいただくことはごく自然な流れですね。
ジビエを地域の味にしようと日々美味しいものを開発されている加工場もあり、うまくあらゆる人の口に入る機会がきてほしいとも思います。
まとめ
生き物との共生は自然なもので当たり前でもありますよね。
ただ、経済活動や日常生活を送っていく中では煙たい存在だと私たちが思ってしまう場面もあります。動物たちももしかしたらそう思っているのかも?
お互いが生きやすく、共存できる田舎であればと今後の共生に期待したいですね。
Today is the first day of the rest of my life.