おはぎ好きな私
私はおはぎ・ぼたもちが大の好物です。
8月13日の記事「若狭町の直売所」でもご紹介したようなぼたもちが売っていれば、盆・お彼岸のシーズンを問わず、彷徨うようにあちらこちらに買いに行きます。
おはぎとぼたもちの違いは論ずると長くなりそうですが、もともと同じものですが、その昔は作る季節で名前を使い分けていたという話を聞きます。春は牡丹、秋は萩。それぞれの花をイメージしたお餅の名称ですね。他にもいろいろとあるようで。
個人的には、シンプルイズベストなものを好みます。
もち米、小豆、砂糖、塩 以上で作られているものですね。
余計な添加物を一切使われていないものを選ぶようにしています。
それこそ、昔気質のシンプルで手間をかけて作ってくださる、あっさりと甘さ控えめな小豆餡と半殺しの蒸したもち米で作られたものだと最高です。
おはぎ・ぼたもち含めて、餅と名のつくものは、狩人のように真剣な目で探して私の好みの中で味比べをして楽しんでいます。
琵琶湖西岸で見つけたおはぎ店
今日もおはぎを食べたいとGoogle mapsで「おはぎ」と入れたところ、自宅からさほど遠くないところに口コミもポツポツ入っているおはぎ店があることを知りました。
口コミには「事前の電話が良い」とあったのですが、ハズしても良いと心に決めて朝からドライブに出かけます。
JR比良駅(湖西線)が最寄りになるようです。お店の周辺はこざっぱりしたゆとりある町並み。
お店の名は、はっきりとわかりませんでしたが、Googleでは「おはぎの駅長さん」
土曜日10時30分ごろ行った頃は「準備中」でした😅
地元の80歳前後の女性2名が店主の女性と談笑されていたので情報収集がてら混じって話しておりました。
「今日はおはぎがない」とのこと。
理由は、あんこを炊いたけど、どうにも納得がいかないものだったそうで。
それでもいいよ、と言うものの、「お出しできるようなものでいかないと、出した後に(後悔が)残ってしまいそうでね・・」というこだわり派。
こういうお考え、好きです。
結局、地元女性2名は電話で呼び出しがかかり帰っていかれ、店主の女性と30分以上ゆったりと緩く雑談を楽しんで帰ることに。
おはぎは結局食べることができませんでしたが、店主のお話のテンポや選ぶ言葉、目から滲み出る優しさ、丁寧な所作や先ほどあったこだわりのある信念を踏まえて、きっと美味しいおはぎだろうと想像しています。
お店の傾向と対策
開店は、どうやら気ままなところがおありのようです。
10月以降涼しくなってくれば、土日を中心におはぎを販売。事前電話なくとも店頭販売がある様子。
平日であれば、これは事前に電話をいれ、何曜日の何時に行く予定、と伝えれば用意してくださるとのこと。
とにかく、事前電話(当日もありっぽいお話でしたが)が重要なお店。
売りたい時に売り、休みたい時は休む。そんなスタンスのようでした。
儲けるという言葉からは少し遠いタイプなのかな、という印象です。
ちなみに、鯖寿司も販売されていました。たまたま行った日は、京都在住の方から3本ほど事前予約されていらして、取りにこられたタイミングでした。
鯖寿司も気になります。
次回、近いうちに、再訪して実食レポしてみたいと思います。
関西から若狭へドライブにお越しの際は、立ち寄りポイントにもなりそうですよ!
おはぎの駅長さん
所在地: 〒520-0503 滋賀県大津市北比良70
電話番号: 077-596-1022
Today is the first day of the rest of my life.
[…] 緩く優しい湖西時間(近江)にてご紹介させていただいた未獲得のおはぎを購入することができました! […]