秋の味覚 栗ごはんを炊く

秋本番を実感する瞬間

猛暑の夏は過ぎ去り、ようやく過ごしやすい秋らしい気候になってきました。

秋は、山が色づき始める頃合いであり、夜の過ごしやすさから読書が捗り、そして食がさらに豊かになる季節です。

秋本番だと感じる要素は人それぞれだと思います。

私の場合は、栗が代表的な存在でしょうか。

人生で初めて生栗🌰を買う

長年の夢(ちっぽけですが)の一つに、栗ごはんを満足いくまで食べる!があります。子供の頃から、母が年に1回、栗ごはんを炊いてくれていたのですが、その美味しさは子供心にも感動を覚えていました。

昨年、観光栗園をのぞいた際に、栗ごはんを1パック600円で販売されており、買って食べた時のシンプルな感動は、子供時代の記憶を一瞬で呼び起こしてくれたのです。

そして今年に入り、栗を見つけた瞬間、「栗ごはんを炊いてみよう」となったのです。

料理アプリで栗ごはんの材料を確認して、作れそうだと判断。

早速、滋賀県マキノ産のサイズ感の良い栗を入手!

500gは多い気がしましたが、皮をとって実にすればちょうど良い量です

しばらくは栗の下処理は避けたいかも

生栗の下処理は結構大変ですね・・・

水洗いから皮を取り切ってアク抜きするまで90分近くかかっていました😅

  • 40℃程度のぬるま湯に20分ほど浸けおき
  • 栗のざらざらしたおしり部分をカット
  • 鬼皮を剥ぎ取って
  • 渋皮を包丁で取り除く
  • 水につけてアクを抜く

この一連の作業が90分近く・・手際の悪さも光りますが💦こりゃ大変です。

栗ごはんの価格がそれなりにするのも、なかなか口に入らないのも、何だか理由がわかる気がしました。相当に手間ですね。

逆に、作っていただく方の立場を理解したこともあって、母の栗ごはんも含めて、感謝する気持ちがものすごく高まりました!

世の家事に従事されている方々の苦労は、やはり実体験があればこそ、そのリスペクトが深くなるように思います。

私はかつては、外で働くばかりで家事に手が回らず、相手の立場を理解することができない場面があったように思います。男性が家のこともできる、がやはり男女相互の尊重に繋がるように感じています。

いよいよ炊飯へ

下処理を終え、研ぎ終えたお米に水と塩を加えて、炊飯器に栗を転がし入れます。

通常炊飯で待つこと60分。

炊き上がった栗ごはんがこちら!

母や栗園の手慣れた方たちに作っていただく栗ごはんに比べて、ちょっともちっと感が少なかった※のが反省点ですが、十分に美味しい出来です。

※ 餅米を少し加えるか、低アミロース米(ゆめぴりかのような)を選ぶと良かったのかも。今回は、福井県産コシヒカリで炊き上げていました。

実際、炊き上がって食べてみると、年齢的な面もあるのか、お茶碗2杯でお腹いっぱいになってしまいましたが、夢を叶えることに成功♪

ちょっとした喜びと少しの豊かな時間の過ごし方にも満足です。

ミドルライフに季節の料理を自分の手で

ミドルライフを豊かに過ごすためには、仕事ばかりではなく、普段の生活に目を向けて、その時間を充実させていくことも必要ですね。

そのきっかけは季節の、旬のものが問いかけてくれます。

今回は秋の味覚、栗を自らの手で栗ごはんに仕立てました。

豊かな時間の過ごし方の一つに、ぜひトライしてみてください。

Today is the first day of the rest of my life.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA