味覚狩りといえば、何を連想されますか?
夏は果物の旬と重なり、暑い中にも楽しみがたくさんあります。
6月後半〜8月中旬 桃
7月〜8月 スイカ
8月中旬〜9月末 ぶどう
8月後半〜10月頃 梨
8月末〜10月初旬 いちじく
私の頭の中にはこうした好物の果物が並んでいて、近くのスーパーで買うのではなく、産地まで出向いて、朝採れのみずみずしく甘みが豊かな一品に出会えることを楽しみにしています。
産地まで行くと、ガソリン代、高速道路代、時間、など諸々かかってしまうのですが、そのコストをも超える感動の美味しさと新鮮さ、そして価格的にも直売で入手できるお買い得さ、農家の方々とのコミュニケーションというタイパ・コスパばかり考えがちな日常を非日常に変えて、その分得られる心の満足度があります。
例えば、ぶどうの産地、和歌山県かつらぎ町まで大阪市内から車を走らせると、
・走行距離 片道約70km
・ルート 阪神高速1号環状線⇨14号堺線⇨下道で和泉中央・父鬼町を経由
費用だけでいえば、往復でざっくりガソリン代1400円、高速代3600円
往復時間は2時間です。
それだったらデパ地下で5000円のシャインマスカットを購入して食べるのと同じやん、家で楽しんでもいいんでは?となるわけですが、そこは美味しいものとは産地でこそ素敵な出会いになるわけです。お出かけの楽しみにもなります♪
今回お邪魔させていただいたのは、かつらぎ町の門農園さん。
Google mapsで見つけて、Instagramで詳細を確認。なんと8月1日からぶどう狩りができる!和歌山では早い時期からできるような気がします。行ってみると、大人1500円で時間無制限でぶどう狩りが。品種はピオーネ。
今年は暖冬と梅雨時期の少雨で出来は例年よりも下回るようなお話しでしたが、実際食べてみれば、コクのある甘みに適度な酸味で口当たりが良く、後味もすっきりして美味しい。
農園の中では、テーブルや椅子も用意いただいていて、扇風機も。バケツに水を張って、もぎたてのピオーネをドボンと飛び込ませる。適度に水をまとってボディをより美しく仕立てた後に頬張ると、ピオーネの香りとともに、みずみずしさと優しい甘みが口に広がり、すっきりする淡い酸味が後から追いかけてきます。
どれだけたくさん食べても口の中は常に爽やか。
除草剤を使われず、雑草も栄養の一環とされている生育方法は私も好きなやり方。カエルやバッタが飛び跳ねる農園の中、たわわに実るピオーネを白い袋の側面から色合いを確認して、濃いものを探し出す。下から少し持ち上げてズッシリ感じる粒の大きいものを選びました。
もちろん持ち帰りもOK!1kgあたり1200円。もいで、受付に持って精算です。
クレカ・電子マネー・交通系など各種可能。便利です。
ご家族や友人知人など大切な方と午前中を目指してお越しになられてはいかがでしょうか。1−2時間ほど楽しんだあとは、近くでランチを楽しみ、紀北エリアをドライブなどして帰る。十分ステキな休日になること請け合いです。
個人的には、門農園さんから車で10分以内にある青洲の里のランチバイキングはコスパも美味しさもおすすめ。10年以上通っていますw
今回は中華そば正善さん。これぞ和歌山ラーメンなのですがまた追々ご紹介。
そしてデザートには、プレジールキムラさんのシュークリーム♪
食べてばかりの和歌山日帰りツアー。
日常を忙しく過ごしてストレス発散したい食い道楽な方にはおすすめ!
Today is the first day of the rest of my life.