餅文化のある福井

今回の記事は、餅への執着心と愛着心、そして食べることに意識が行きすぎて、なぜ餅文化が広がっているのかなどの背景を知らないまま福井と餅を語るという、ごく個人的な福井県の餅に対する独り言です。

餅の虜

お餅、日本古来のお祝い事や贅沢品として、日本文化では食の一角を昔から担ってきた餅。

杵と臼で蒸した餅米を叩いて搗いて、臼の中から湯気が上がる中、真っ白いお餅が餅とり粉の上にどんと乗る。

私は子供の頃に見た餅つきとその後の美味しい楽しみから、搗き立てのお餅の虜になっています。

そのため、餅の文字を街角や地方で見つけようものなら、なりふり構わず、優先度高にして自分の頭の中ではサイレンを鳴らしながら、餅のあるお店に向かいます。

もちろん、事前にGoogle mapsで餅検索をかけて、近隣の餅店を探してみたりもします。

驚くのは福井県の餅店の多さ

福井市は1世帯あたりの餅への年間支出額が全国トップレベルだそうで。

福井県に住み始めて、県内のあちらこちらにドライブに行きました。

その時、ふと感じたことが、「福井県は餅専門店がなぜか多い」ということ。

餅専門店とは、○○餅店、などといった店名がそこかしこにあるのです。

これは関西にはなかった事象で、感覚的になって申し訳ないのですが、大阪、奈良、和歌山、兵庫、京都、滋賀にも餅屋さんはもちろんあるのですが、人口や面積あたりにしてみたら、福井県は餅の店が多い気がしています。

神社やお寺の近くには餅を生業にしている商店が少なくはないと思うのですが、福井県は寺社がとても多く、そうしたことも何か理由の一つなのかもしれないと思っています。

ただ、県内でも、嶺南よりも嶺北に餅の店は多く、池田町や越前市、福井市に結構集中していたりもします。

嶺北の餅といえば、羽二重餅はお土産としても大体的に売り出していますが、餅米を搗いてできたものが私の好み。

現在、時間のある時には福井県の餅を探し求めて嶺北までドライブに出かけることも。

一方で嶺南には餅屋が少ない

そして、なぜだか、嶺南には餅屋が少ないのです。

餅は餅でも、どちらかといえば、ぼた餅やおはぎを盆やお彼岸のタイミングで販売されているケースが多い。

それでもまだ都会に比べれば餅屋はある方ですが、なぜだか少ない。

最近見つけた小浜市にある藤田餅店。おはぎなども作られているようですが情報が少なすぎて気になるばかり。

若狭町に餅屋らしきものは見当たらず、福井県の餅文化といえど、どちらかといえば、嶺北中心なのかもしれません。

まとめ

餅に対する執着心が強い私ですが、まだまだ情報不足のため、現在餅を求めて休みの日は右往左往しています。

福井県の餅文化と情報に飢えています。

そして、嶺北には餅文化が間違いなく強く残っていて、特に黒蜜添付のあべかわ餅がメジャーです。その他にも、味噌をつけたり、大根おろしを乗せて食べたり。おろしそばは有名ですが、おろし餅は他ではあまり馴染みがないのでは。

一方で、関西に近い嶺南には餅文化が比較的薄い。

あぁ、私はあべかわではなく、真のヨモギたっぷりのよもぎ餅が大好物のため、福井県、そして嶺南エリア周辺のよもぎ餅情報を求めています。

餅に恋をしているのか、餅のことを書き出しただけになりました。

こうした大好きなものを想うだけで泉のように文字が浮かんでくるのは、恋でもしているのでしょうか笑

同じ福井県、餅という好きなものに囲まれる?生活を送れているだけで、それはそれで幸せです。

Today is the first day of the rest of my life.

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