知られざる?若狭への行き方
若狭に住居を移してから、いろんな角度でこの地域をご紹介させていただいています。すると、友人含め、よく聞かれることが「どうやって若狭へ行くの?」です。
私は関西出身のため、関西の友人が割合高いのですが、不思議と関西の私の知り合いは、9割程度は「若狭を知らない」ということ。そのため、移動手段も考えたことがないということです。
そこで、今日は番外編として、若狭へのアクセス手段をご紹介したいと思います。
特に、東西に長い嶺南の真ん中、若狭町の日本遺産の中心地区、熊川宿を到着地としてご紹介します。
また、出発地は関西、特に大阪駅を起点としてご案内します。
移動手段は2つ
大阪駅ー熊川宿を想定した場合、アクセス手段は2つ。
- 公共交通機関の鉄道+バス (2時間 ¥2,820)
- 車で運転して(2時間10分 ¥2,440)
1 鉄道+バス
JR近江今津駅を目指します。
JR京都線+湖西線にて、大阪駅から新快速(直通は1時間に1本)で敦賀または近江今津行きを選びます。サンダーバードも1日に数本は近江今津に停車します。乗車時間は80分前後。
京都駅乗り換えであれば、大阪ー京都は新快速を選び、京都ー近江今津は京都駅始発の普通列車を利用。乗り換え込みで100分前後となります。
夕方のラッシュアワーを除けば、比較的シートに座って移動ができます。
JR近江今津駅からはJR小浜駅行きのJRバスを利用。
新快速の到着時間に合わせてバスは運行されており、連絡がスムーズです。
近江今津駅を降りてタクシー乗り場を目指すとJRバス乗り場があります。
時間をご覧の通り、1時間に1本。交通系ICカードも利用可能。
バスに乗って30分経たないうちに、「若狭熊川」バス停など熊川宿にほど近いバス停に到着。目安は道の駅若狭熊川を通過してすぐに下車ボタンを押すと良いですよ。
2 車で運転して
Google mapsで道順検索をかけると、最速のパターンを出してくれますが、コストがかかるため、おすすめのルートは次の通り。
大阪駅ー熊川宿 130km 2時間10分程度
大阪駅⇨(新御堂筋:無料)⇨千里IC⇨(大阪府道2号大阪中央環状線)⇨名神吹田IC⇨(名神高速)⇨京都東IC⇨(湖西道路:無料)⇨小浜/国道303号方面出口⇨(国道303号小浜方面)⇨熊川宿
となります。
この場合、ガソリン代は別として、高速道路代として¥1,370程度がかかります。ガソリンは165円/L、燃費20km /Lと仮定して、6.5L×165=1,072円です。合計して、2,440円となり、電車は移動時間内の使い道が増えますが周遊向きではなく、車であれば2人以上での移動や周遊、その他エリアへの立ち寄りなど利便性が高いかと。
途中、京都市内を通るルート、湖西道路の真野ICから国道477号・367号・303号を通っていく経路があります。京都市内ルートは交通渋滞に巻き込まれることも多いためショートカットには注意したいところです。
なお、湖西線は、比良おろしという、山から吹き下ろす強い西風のために、天気が良くても運転見合わせ(特に近江舞子ー近江塩津間で)が起きることがあるため注意が必要です(JR西日本運行情報が便利)
まとめ
公共交通機関は、渋滞がなく、移動時間の有効活用が可能ですが、移動の柔軟性はグッと下がります。レンタカーも貸し出しが周辺に少ないのが難点。
一方、車があれば、運転負荷はかかりますが、移動先の選択の自由が増し、休憩の自由が利きやすい点があります。
いずれにしても、若狭へお越しになる目的や移動の必要性次第で、交通手段は選んでいただければと思います。
こうしてみてみると、大阪駅から2時間で若狭に行けると思えば、近いと感じられませんか?和歌山であっても、アドベンチャーワールドの白浜まで170km 車で2時間20分。若狭までのアクセスは高速代がお安く、距離も30kmほど短いのです。
Today is the first day of the rest of my life.
【アーカイブ】
【最近の記事】