身の丈に合った支出7

ムダな支出のNo.1

前回の記事に続き、ムダだったと思う支出No.1 交際費 について、もう少し記述したいと思います。

なお、この「身の丈に合った支出」シリーズでの記載内容をはじめとして、あくまで個人的な見解を述べています。様々なお立場の方もいらっしゃいますが、私的なコメントと受け止めていただければと思います。

高コストかつ時間浪費

交際費も多種多様です。

一般的には取引先とのコミュニケーションフィーの理解ですが、個人の家計に基づいた交際費ですので、飲み会やプレゼント代、ご祝儀などが入ってきますが、私の場合は圧倒的に飲み会代に費やしていたため、こちらについてご紹介します。

営業畑で20年以上、お付き合いや上司・先輩・部下・その他と毎週のように飲みにいきました。時には、仕事で成果を出したことへの打ち上げ的な時間ももちろんあり、お互いの頑張りを労う機会にすることができました。

一方では、会議後にみんなで(結束力を高めるために)食事しに行こう、など全体との協調性をとろうとした場面も多数。

大勢が一つの店に入り、乾杯から始まってワイワイ話し始める。

しかしいつの間にか、仕事の話になり、仕事関係者の話になり、結局仕事の延長線のようになるケースを多く経験しました。

美味しくお酒を飲みたいものの、結局仕事からは離れられない。

誰からが締めるまで、ダラダラと飲み、話し、時間の経過を待つ。

それが終われば、帰れるかと思いきや、ゆっくり話せなかったからと2次会へ。

私の意思の弱さも相まって、ズルズルと夜を過ごしていたように思います。

結局支払いについて翌日計算すれば、昨晩の飲み会代は合算して8千円〜1万円など。1日の働きがほぼパーっと飲み代に消えていくというものです。

家やホテルに帰っても自分時間など持てずにすぐに寝る。

高いコストを払い、業務後の自分時間を生産的には使えず、と思いながら、飲みに出るのは楽しさもあるのでつい出かけてしまう自分の弱さ。

そして、疲れが抜けずに翌日も働くことで生産性は下がる。

個々に合った支出を

私の理想的な飲み会参加は、

・お付き合いとしてお酒は月に1回ほど、2時間程度

・帰る時間はあらかじめ伝える

のが良いようです。

目的がはっきりしている飲み会ならまだしも、お相手次第ですが、ダラダラと飲むことは苦痛です。

飲み会の希少性を楽しむために、月に1回程度、そして、1次会で帰るというマイルールを作ってからはかなり気楽になりました。

そして、無駄な出費となっていた飲み会代(交際費)も5分の1程度になったのです。

結果的に、1回の飲み会を大切にするようになり、なんなら幹事を引き受けるぐらいにやってみれば、自分らしく保つこともやりやすくなりました。

まとめ

40代になり、私だけなのもしれませんが、疲れやすくなってきました。

自分らしさを維持するために、財布の中身を守るために、飲み会は1か月に1回など自分の中での特別感を持つようにしました。

結果的に、疲れも翌日に尾を引くことも減り、自分なりの満足感ある外でお酒を飲む時間に替えることができました。

お付き合いだからといかざるを得ない時もありますが、その時間の使い方について変えていくことができれば、それもまた豊かなミドルライフにつながることでしょう。

そして、今まで飲み会代に費やしたお金は未来の豊かさに向けて投資などに振り向けられれば、より楽しい将来を描けるようになるのではないか、と思います。

飲みに出てしまって後悔するぐらいなら、交際費の使い方に自分なりの信念を織り込ませておきたいですね。

Today is the first day of the rest of my life.

【アーカイブ】

【最近の記事】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA