なぜ投資なのか?きっかけは前回の記事で軽く触れました
コツコツ貯金すればそれで良いのでは?というご意見もあると思います。
前の記事で、「投資とこれから豊かになる方法について勉強し始めた」と書きました。(参考:投資を始める時は少額から)
2009年当時、私は「金持ち父さん貧乏父さん」の本とゲームの影響を受けて、会社員の未来を学びました。どちらかと言えば、貧乏父さんの歩む道まっしぐらだと感じたのです。
真面目に働いて会社に奉仕して給与をもらい、多額の税金を納め、高収入であっても慎ましく生きる人生。これはこれで良いと思うのです。
ただ、社会の仕組みにうまく組み入れられた人生、という印象がありました。
労働者の立場を自覚したというのでしょうか。
あくまで労働者は資本家の元で収入の限界を感じながら、時間を切り売りしながら、資本家のために働き続けるというイメージです。
会社員や自営業という世界から、経営者・投資家の世界へと飛び出してみたい、とそこでゲームを体感しながら強く認識したのが行動をより加速させる始まりでした。
そのためには、「投資」が必須の手段だと理解したのです。
とはいえ、何から手をつけて良いのか・・・
実際、行動に移すために、本を何度読み直しても、具体的にどうして良いものなのかが見えてきませんでした。
一例として、金持ち父さんは自分で小さな事業を興して、小さな富を得ることからスタート、と本にはありました。
よく知る土地で将来性を考慮した上で不動産を購入して、賃貸・売却を繰り返す、という手段も紹介されていました。
それでも、やっぱりズブの素人からすれば、なんとなくのイメージにしかならず、どこから手をつければ良いのか、そもそも事業ってできるのか、不動産は何をどのようにすれば良いのか、米国の法律と日本のそれはまた違うため、どこまで参考にできるのか、悩みに悩んだ時期でもあります。
手にしたのはマネー雑誌
当時は「あるじゃん」「日経マネー」「ダイヤモンドZAI」というマネー雑誌を読み漁りました。これまで貯金しかしてこなかった人間にしたら、全く新しい世界に突入した高揚感があったのを覚えています。
そうすると、どうやら、初心者には投資信託が向いていると共通して記載されていると理解したのです。
しかも、定額の積立。さらに、株式と債券を国内・海外に分け、25%のアロケーションで、と。
少額からスタートできるなら、とそれぞれに1万円ずつ投資を始めたのが2009年の1月です。年末年始の休みを利用して、ファイナンスについて勉強し始めた時期です。
マネー雑誌は図・表が多く、専門用語が多いものの、比較的解説も入って、私にとっての最初の指導者として、欠かせないものでした。
まとめ
なぜ投資を始めたのか。
・父の影響(注意:認知)
・投資のバイブル的な本との出会い(感情:関心・欲求・記憶)
・身近なマネー雑誌の読み漁り(行動:購買)
と、まさに購買行動のマーケティングフレーム”AIDMA”にハマった私。
購買行動に移した私のその後はどうだったのか、また追ってご紹介します。
Today is the first day of the rest of my life.
[…] 参照)過去の記事:なぜ投資を始めたのか […]