自分と対話ができる場所
ふと、一人になりたいときありませんか?
予定外に時間ができて、何かしたいけど、コレ!というものが思い浮かばない時はありませんか?
少し、自分と向き合いたいとき、ありませんか?
まるで四面楚歌だと言わんばかりに、心が窮地に陥っているときありませんか?
私は、そんな時は、ぜひこの若州一滴文庫へ足を運んでみられるのをオススメします。
オススメポイント3選
1 水上勉さんという類まれな小説家の蔵書2万冊寄贈の図書室を持つ、宗教・美術・文学などの資料を展示する施設
2 ぼーっとできる場所がいくつもある(例えば、茅葺館、くるま椅子劇場、本館図書室、軽食喫茶のできる六角堂)
3 素晴らしい建築と敷地内のつくり、にも関わらず入館料は300円(美術品など鑑賞ではない場合は無料・・・)
居心地の良さはさながら、残暑厳しい折に訪問しても、2のぼーっとポイントではエアコンがあり、畳があり、本を読める机や椅子、絨毯があり。それだけではない、NPO法人職員の皆さんの温かく優しさに溢れる人柄があり、と素敵な場所。
留意点)写真撮影が不可のエリアがいくつかあります
過ごし方
時間許せば一日滞在することができます。まさに大人のアミューズメント1施設。
都会の喧騒を抜けて、どっぷり静かな世界に埋没して気晴らしをしたい!そんな時にはこちらに出かけてみてはいかがでしょう。
帰る頃には体から余計なものが削げ落ちたかのような錯覚に陥りました。
そして、このまますぐ近くの驚異の¥400入浴料、あみーシャン大飯で温泉に浸かり、お腹を減らして小浜あたりで美味しい夕食を。
まとめ
気晴らしをしたい時、行きたい場所が思いつかない時、自分と向き合いたい時、個人的にはおひとり様で行くことをオススメする場所としての若州一滴文庫。
もちろん、お連れ様とご一緒されることで倍の楽しみが得られるのもありつつ、都会にはない、ここにしかない、そういった場所柄、おひとり様をオススメ。
水上勉さんの郷土愛含め、数々の作品を通してインスピレーションをいただくこともできます。何億円と投下されたというこの建築と施設、常識ではあり得ない入場価格です。施設維持管理状況は素晴らしく、守っていらっしゃるNPO職員の皆様のお人柄も込みで、ぜひ足を運んでみては?
住所:〒919-2116 福井県大飯郡おおい町岡田33-2-1 (大飯中学校近く)
電話:0770-77-2445
アクセス:公共交通機関からは遠く離れているため、自動車での来場がオススメ。
備考:敷地にはLOOPの電動自転車があります。(2024/08/24現在)
休館:火曜日
Today is the first day of the rest of my life.
- 古期フランス語で、気晴らしをさせる、の意に由来 ↩︎