若狭町の移住支援制度の概要をご紹介します 後編

若狭町移住にぴったりな方

若狭町に住むにあたって、

  • 子育てを大切にしたいと思うご家族
  • 20〜30代の男女単身者
  • 人とのつながりをもつことが好きな方
  • 都会も田舎もどっちも得たい方

上記のような方々には特におすすめです。

若狭町は、海・湖・山・川・田畑の風景がひろがり、静かで穏やかな地域です。治安もすこぶるよく、交通事故も非常に少ない安心安全な町です。こどもたちにとって、自然とともに過ごせるこの空間は、大人になっても記憶に残る価値ある場所でしょう。

そのため、若い世代にとって、人とのつながりを適度にもちながら子育てをしたいと思う方にとって、望ましい環境です。

仕事があることも大切

田舎の若狭町に仕事ってあるの?と真っ先に想像する方も少なくないのでは?

若狭町は、農林水産系の一次産業が県内でもとくに活発な地域です。

また、製造業も比較的割合高く、製造業をはじめとした工場も少なくありません。

参考までに、若狭町も管轄の範囲になる、ハローワーク小浜の有効求人倍率は、令和6年度3月の直近データでは、1.57となっており、全国平均の1.26倍を大きく上回っています。さらに、若狭町内だけでいえば、工場団地のテクノバレーの求人はさらに高いとされており、若い力を求めている企業群が多数います。食品製造・医薬品関連会社などが集合しており、マイカー通勤も可能。

工業団地といえば、誘致に難航して土地が埋まらない、なんてことがよく起こりがちでしたが、福井県の協力な後押しや、着実な交渉によって生まれたのがこの若狭テクノバレー。10の優良企業が立ち並ぶ、地域経済の屋台骨の一角です。

そして、地域の土地の大部分を占める一次産業ですが、こちらは、農業でさまざまな地域から移住者がいらっしゃいます。

かみなか農楽舎で農業を学ぶ

農業はすぐに生業とすることが難しい分野です。

やはりどこかでしっかりサポートのある中で学びつつ、生計もたてていける場所があれば、というのが農業を学びたい方のニーズではないでしょうか。

そうした要望に応えられるように、若狭町は熱意ある役場、地元住民、事業会社の出資協力によって農業研修施設、かみなか農楽舎を誕生させました。

この施設のすごいところは、単に農業を学ぶだけではなく、経営力、営業力、そして地域とのつながる力を体験し、学ぶことも準備されている点。お米だけではなく、野菜や果物も研修生は経験値として高めていらっしゃいます。

やはり地域とつながる機会までもてる場所でもあり、飛び込みで若狭町に住み始めた方であっても、農業を通じて、移住しやすさを実感する場面が多いと聞きます。農地や住居も紹介を通じて斡旋されるケースも少なくなく、農楽舎卒業生も累積する中で、若狭町と町民が出身者を温かく迎え入れている印象もあります。

このようなことから、移住して農業を、と考える方にとって、心強い施設が若狭町にはあります。

移住を後押しする全国でも貴重な存在になっています。

※かみなか農楽舎:https://nouson-kaminaka.com/

まとめ

若狭町の移住支援についてご紹介しました。

アンケート結果を見ても、田舎には住みたいけれど、生計をたてていけるかどうかが不安、という意見は少なくありません。

一方で、若狭町は農業、製造業をはじめとして、求人倍率は全国屈指と言われており、仕事を得るには魅力ある場所です。

住みやすさは住環境だけではなく、職住近接でもあり、自分時間や家族との時間を確保することを後押ししてくれる居住地でもあるでしょう。

若狭町は移住先として選択肢のひとつに十分なり得る場所です。

Today is the first day of the rest of my life.

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